平塚市ってどんな街?家賃相場はいくらぐらい?
平塚市といえば、商業・工業の発達した街として知られており、神奈川県内でも有名な都市の1つです。さらに、米作やバラの生産、そして漁業の発達により、工業・商業だけでなく農漁業もバランス良く発達してきました。そのため、県外からの移住者も多い街です。そこで今回は、平塚市がどんな街なのか、家賃相場や駅の情報など、その魅力を詳しくお伝えします。
平塚市ってどんな街?
平塚市は、神奈川県のほぼ中央に位置し、神奈川県湘南地域の中心的な都市です。工業・商業・農業・漁業などがバランス良く行なわれており、県外から通勤する人も多い街です。
1932年に神奈川県に市政制が導入され、平塚町から平塚市へと変更になりました。その後も県内の各村を編入し、現在の平塚市となっています。神奈川県内では、横浜市・川崎市・横須賀市に次いで、4番目にできた市です。
そんな平塚市は、どんな街なのでしょうか。
平塚市の人口と大きさ
平塚市の人口は、2018年10月1日の推計人口で258,004人となっており、これは神奈川県内でも横浜市や川崎市・相模原市などに続いて6番目に多い人口となっています。
面積は、67.82㎢となっており、こちらは県内で13番目の広さとなっています。面積はそれほど大きくありませんが、人口が多い分人口密度の高い街です。
湘南地区といえばリゾートのイメージが強いですが、平塚市にはそれほどリゾート施設はありません。しかしその分、商工業都市として県内でも知られており、夜と昼の人口が大きく違うというのも大きな特徴です。
市の西側には、大磯丘陵の一部が広がっており、住宅地だけでなく緑が豊かな点も魅力的です。
県内有数の商工業都市
先ほどから説明している通り、湘南地区にある平塚市ですが、周辺の茅ケ崎市や藤沢市に比べてリゾート都市としてのイメージは小さく、県内でも有数の商工業都市として知られています。
それもあってか、昼と夜の人口比率を示す「昼夜人口比率」が100%を超えており、通勤のために市外から多くの人が通っている様子を伺うことができます。
また、小学校から中学・高校・大学まで、数多くの教育機関が整備されていて、お子さんのいるご家族が県外から移り住むケースも多く見られます。
平塚市に住んでいれば、横浜市だけでなく東京都内へも出ていくことが可能なので、非常に利便性の高い街と言えるでしょう。
平塚市の交通について
商工業都市としての平塚市を支えるために、鉄道や道路などのインフラが発展しています。そこで次は、平塚市の交通事情を確認していきましょう。
平塚市内を走る鉄道は3線路
平塚市内を走っている鉄道は以下の3つです。
・JR東海道本線 湘南ライナー
・JR東海道本線 湘南新宿ライン
・JR東海道本線 上野東京ライン
市内にある駅は「平塚駅」のみで、平塚駅が中心的な駅として毎日多くの人が利用しています。また、平塚市の北端市境には「東海大学前駅」があり、小田急小田原線を利用する人は、そちらの駅を利用することになるかもしれません。
駅の数自体は少ないですが、平塚市がそれほど広いわけではないので、市内に住んでいれば平塚駅が利用しにくいということはないでしょう。
平塚市内にある駅一覧
平塚市内にある駅は以下の通りです。
・JR湘南ライナー
平塚駅
・JR湘南新宿ライン
平塚駅
・JR上野東京ライン
平塚駅
現在、市内には平塚駅しかありませんが、今後藤沢市にある「湘南台駅」から相鉄いずみ野線を延伸する計画もあり、将来的には駅や線路が増える可能性もあります。
主要駅までの所要時間
平塚駅から神奈川県内・東京都内の主要駅までの所要時間は以下の通りです。通勤・通学の際の参考にしてください。
・横浜駅 35分(JR湘南新宿ライン乗り換えなし)
・川崎駅 41分(JR上野東京ライン乗り換えなし)
・新宿駅 65分(JR湘南新宿ライン乗り換えなし)
・渋谷駅 59分(JR湘南新宿ライン乗り換えなし)
・町田駅 49分(JR上野東京ライン藤沢駅で小田急江ノ島線に乗り換え)
市内の駅が平塚駅しかないというのは残念な点ですが、平塚駅から各主要駅までは、上記の通りほとんど乗り換えすることなく通うことができます。面倒な乗り換えなく職場や学校まで往復できるというのは大きなメリットではないでしょうか。
平塚市内にある道路について
平塚市が商工業都市として発達した1つの要因に道路の発達があります。これによって市内に車で出勤する人も増えています。
高速道路としては、「小田原厚木道路」が開通しています。市内に「平塚IC」があるため、平塚から遠方に出向く際は小田原厚木道路を利用することになるでしょう。
また、県内を通る有料道路である「新湘南バイパス」についても、市内区間を開通させる計画が持ち上がっており、もし実現すればさらに利便性の高い街となるでしょう。
市内を走る主要道路には、東京都までをつなぐ「国道1号」や、相模原市との行き来を可能にする「国道129号」、横須賀市までつながっている「国道134号」、小田原厚木道路と接続している「国道271号」があります。各種道路の整備によって、東西南北各地へ行くことができるようになりました。
駅は市内に1つしかありませんが、車を所有している方は上記道路を使用することで、通勤や通学に不便を感じることは少なくなるでしょう。ただし、車の利用者が多い街でもあるため、通勤・通学の時間帯は混み合う傾向にあります。自動車での移動をメインに考えている方は、利用する時間帯の道路状況を事前に確認しておいた方がよいでしょう。
平塚市内にある主要施設やイベント
次は、平塚市内にある公共施設や県内でも有名なイベントについてご紹介します。
公共施設
平塚市博物館
平塚駅から徒歩15分ほどのところにあるのが、「平塚市博物館」です。平塚市と関わりの深い相模川を中心とした自然や文化・歴史・平塚市に住む人の生活などの展示がなされています。入場料もかからないため、気軽に訪れることができ、小学生などの社会科見学のコースにもなっているようです。展示物について丁寧に説明されているのが好評で、子供だけなく大人も学べる施設となっています。
毎週土日には、プラネタリウム投影も行なっており、星空を散歩しているかのような気分を味わうことができます。(有料)
平塚駅から平塚市博物館までの道中には平塚八幡宮もあるので、お参りのついでに立ち寄ってみてもいいかもしれませんね。
イベント
湘南ひらつか七夕まつり
平塚市で有名なイベントといえば、やはり「湘南ひらつか七夕まつり」です。関東三大七夕祭りの1つに数えられるほど有名な七夕祭りで、1951年から毎年行われています。日程は、毎年の7月の第一金曜日から3日間となっており、平塚駅から徒歩2分の「湘南スターモール」がメイン会場です。
七夕祭り期間中は、市内のいたるところに七夕飾りが掲げられており、その鮮やかな色が夏の空とマッチします。七夕飾りが風に揺らめく姿を見ると、夏の暑さも吹き飛ぶことでしょう。平塚市に住む場合は、1度は訪れてみたいお祭りです。
平塚市の家賃相場
平塚市の家賃相場をご紹介します。平塚市に住む際の参考にしてください。
平塚駅の家賃相場
・ワンルーム 4.33万円
・1K 4.96万円
・1DK 5.59万円
・1LDK 8.93万円
・2DK 6.86万円
・2LDK 10.32万円
・3DK 7.94万円
・3LDK 12.53万円
平塚市の物件探し まとめ
平塚市は歴史も文化もある魅力的な街です。駅が1つしかないのは気になる点ですが、自動車のお持ちの方にはあまり気にならないでしょう。
市区町村一覧
市町村 | 市町村 |
政令指定都市 | 横浜市青葉区、横浜市旭区、横浜市泉区、横浜市磯子区、横浜市神奈川区、横浜市金沢区、横浜市港南区、横浜市港北区、横浜市栄区、横浜市瀬谷区、横浜市都筑区、横浜市鶴見区、横浜市戸塚区、横浜市中区、横浜市西区、横浜市保土ヶ谷区区、横浜市緑区、横浜市南区、川崎市川崎区、川崎市幸区、川崎市中原区、川崎市高津区、川崎市宮前区、川崎市多摩区、川崎市麻生区、相模原市南区、相模原市中央区、相模原市緑区 |
中核市 | 横須賀市 |
その他の地域 | 厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町 |