引越しに慣れていない人が知るべき部屋探しのコツ[時期や探し方]

就職、出稼ぎ、恋人との同居など様々な理由で引越しをしようと決意された方。ワクワクと同時にどうやって部屋を探せばいいのか悩まれている方も多いと思います。
ここでは少しでもお部屋探しの役に立てばとお部屋探しのコツを書こうと思います。

 

引越しの目的を明確にする

お部屋探しをするにもなにからしたらいいのかわからない。そういう時はまず始めに引っ越す目的を明確にしてみましょう。
就職が決まったからであれば職場の近くに住みたいから。地方から都心へ出稼ぎにであれば職を探しやすい繁華街やオフィス街に拠点を置きたいから。同居であれば同居者と相談が必要ですが二人が住みやすい場所等々、理由を明確にすればどういったお部屋を探したらいいのか絞れてきます。

 

希望の条件を明確にする

お部屋探しの目的を確認したところで、次の段階としてお部屋に求める条件を明確にしましょう。
職場まであまり歩きたくない、時間をかけたくないということであれば急行が停まるターミナル駅のそばや、駅まで徒歩10分以内の立地。綺麗なお部屋に住みたいのであれば築年数の浅いマンション、新築マンション。女性の方でセキュリティが厳重なところがいいのであればオートロックマンションや防犯カメラが設置されていたりホームセキュリティが搭載されている物件や、夜遅くに帰ることが多くなるようであれば大通りに面していて明るい道を通って帰れるような立地の物件。近所や隣の部屋の音が気になり騒音が嫌という方であれば駅や学校、工場などから離れた閑静な住宅地、鉄筋コンクリート造の壁が分厚くて音が響きにくいマンション。普段から自炊をして生活がしたいということならスーパーが近くにある立地、キッチンは二口以上コンロがついているもの。普段のランニングコスト(月々にかかる費用)を抑えたいのであれば普段夜にしか家にいないのであればオール電化の物件。自炊をしたりよくお風呂に入られたりガスをよく使うのであれば都市ガスの物件。他にも風呂場とトイレは別のほうがいい、角部屋のお部屋で隣の部屋を気にしたくない、人の目が気になるので二階以上の部屋がいい、エレベーター付きの物件がいい等々自分の中で必要な条件をピックアップしていけば更に住みたいお部屋が絞り込めてきます。

 

 

契約金や家賃の予算を決める

必要な条件が出揃ったところで次に確認するところとしては契約する際にかかるものや月々の家賃などのお金です。
一般的にお部屋を借りる上でかかる初期費用(契約の際にかかるお金のこと)は住みたいお部屋の家賃の4倍から5倍と言われています。
この初期費用としてかかってくるものとしては主に、借りるお部屋の前家賃、加入する保険の保険料、保証会社の利用が必須な物件であれば保証会社の利用費用、敷金や礼金、仲介手数料などがあります。また、それ以外にも物件によっては虫を寄ってこなくさせる抗菌消臭やライフラインをサポートするサービスに加入するというものにもお金が発生することもあります。
もし初期費用が集められそうにないという方でも不動産会社によってはクレジットカードで分割払いが可能なところもありますので諦めるには早いですよ。
また、家賃と自分の収入だけを比べて引っ越すとランニングコストや急な出費で首が回らなくなるということもあるので注意して無理のない範囲で条件を絞っていきましょう。

 

 

実際にお部屋を探す

ここまで条件を絞れたらここからは実際にお部屋を探してみましょう。
お部屋の物件情報を扱っているサイトとしてはスーモ、ホームズ、いい部屋ネットやヤフー不動産など多数のサイトが存在します。これらのサイトから先ほど絞った条件で検索をかけてみるのです。
ここで注意しなくてはならないのは余りに条件を絞ってしまうとなにも見つからないということが起こり得ます。まずは緩い条件で検索し、そこから本当にここだけは譲れないという条件で少しずつ狭めていきます。
どの物件にも欠点はあるし完璧に条件を満たすものを見つけるというのは難しいものです。築年数、駅からの近さ、周辺施設など妥協案出来るところは妥協するのがお部屋探しの近道といえましょう。
ここに決めた!という物件を見つけられたら次はそのサイトに載っている不動産会社に連絡をします。あとは不動産会社に従って動けばお部屋探しの完了です。
引越しは生活が変わる大きな出来事です。悔いのないお部屋探しをして下さいね。

 

 

検索してもいい部屋が見つからないときは?

最後に、もしここまでやって決めたいお部屋が見つからない時は、不動産会社に直接出向くか物件情報を取り扱っているサイトに載っている不動産会社に直接電話をかけて自分の探してるお部屋の条件を言ってみるのも一つの手です。
不動産会社によってはサイトで取り扱っていない物件を紹介してくれたり物件のオーナーに交渉して初期費用を下げてくれたりしてくれることもあります。

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