賃貸アパートを探す際は断熱材の性能にも注目しよう

公開日 : 2022/02/12  

賃貸アパートを探す場合、人それぞれ見るポイントは異なります。間取りや収納の有無にこだわる方もいれば、学校やスーパーの充実度など、周辺環境を最優先にする方も少なくありません。

そんな中で、今後はアパートの「断熱材」や「断熱性能」も確認していただきたいと考えています。今回の記事ではその理由や、アパートごとの断熱性の違いなどをご紹介します。物件探しにぜひお役立てください。

賃貸アパートに欠かせない断熱材とは?

断熱材とは、家を建てる際に使用する建築資材のひとつです。その役割は、名称通り「熱の伝わりを断つ」ことにあります。具体的には、熱は伝導・放射・対流などの方法で伝わります。断熱材を使用することで、寒さや暑さなど、熱の伝わりを防ぐことができ、室内の温度を快適に保つことができます。そのため、賃貸アパートをお探しの場合は、周辺環境や間取り、デザインだけでなく、断熱材についても把握した上で選ぶことが重要です。

断熱材の種類

賃貸アパートをはじめとした一般的な住まいでは、さまざまな種類の断熱材が使用されています。ここでは、よく使用される断熱材を3つご紹介します。

繊維系断熱材

繊維系断熱材は、細かな繊維を何層にも重ねて、空気を閉じ込めることで断熱性をアップさせている素材です。繊維系断熱材には、主に「無機質系」と「木質繊維系」の2種類があります。無機質系はガラス繊維からできており、木質繊維系は紙や木材を主な材料としています。無機質系と木質繊維系には以下のような断熱材があります。

【無機質系】

  • グラスウール
  • ロックウール

【木質繊維系】

  • セルロースファイバー
  • インシュレーションボード

繊維系断熱材は、その他の断熱材と比べて価格が安く、導入しやすいのが特徴です。

天然素材系断熱材

天然素材系素材は、その名の通り自然素材を使用した断熱材のことです。一般的な賃貸アパートで使用される素材には、主に以下の2種類があります。

  • 羊毛断熱材
  • 炭化コルク

天然素材を使用した断熱材のため、環境や人体への負荷が少なく、小さなお子さんのいるご家庭でも安心感が強いのが特徴です。ただし、価格が多少高い傾向にあり、導入している物件はそれほど多くないともいわれています。

発泡プラスチック系断熱材

発泡プラスチック系断熱材は、プラスチックを発砲させて気泡を閉じ込めた断熱材のことです。素材ごとに製造方法が異なり、断熱性能にも違いが生まれやすいのが特徴です。

発砲プラスチック系断熱材には、主に以下のような種類があります。

  • 押出発泡ポリスチレン
  • ビーズ法ポリスチレン
  • ウレタンフォーム
  • フェノールフォーム

中でも断熱性が高いとされているのが、ウレタンフォーム、フェノールフォームの2種類です。高級マンション・アパート、戸建て物件などでよく使用されています。

断熱性に優れたアパートが住みやすい理由

この記事では、断熱性に優れた賃貸アパートをおすすめしています。その理由は、圧倒的に住みやすい家に仕上がっているためです。ここでは、断熱性の高いアパートがなぜ住みやすいのか、その理由を解説します。

住まいの温度を1年中快適にできる

もっとも大きなポイントといえば、夏や冬など、1年中の住まいを快適にできる点です。壁や床、天井などに断熱材を使用することで、建物自体が外気温の影響を受けにくくなり、夏には外から熱が入るのを防止でき、冬には室内の空気が外へ流れにくくなります。そのため、室内の温度を一定に保つことができ、1年中変わらない環境で快適に暮らせます。

長く住み続けられる

アパートの断熱性を高めると、床下や壁の中での結露防止につながります。結露が発生するとカビが発生したり、木材が腐食したりするため、家の劣化が早まります。そのため、長く住み続けられる家にするためには、断熱施工が必須といえます。断熱性に優れたアパートは、築年数が経過していても住みやすい可能性が高いといえます。

エコな暮らしを実現できる

断熱性の高いアパートでは、外気温の影響を受けにくいため、冷暖房の効率が向上します。夏や冬は冷暖房をつけっぱなしというご家庭でも、断熱性の高いアパートに住むことで、冷暖房の使用を控えられます。エコな生活を実現でき、環境にも配慮した住まいになります。

家族の健康につながる

家族の健康を考える場合も、断熱性は重要なポイントです。室内の温度の急激な変化を防止でき、体の冷えやヒートショックの防止につながります。また、カビやダニの発生を防止することで、家族の健康被害軽減も期待できます。

賃貸アパートの構造による断熱性の違い

賃貸アパートの断熱性は、建物の構造によっても大きな違いがあります。ここでは、構造ごとの断熱性の違いを解説します。

木造

木造建築のアパートは、比較的断熱性が低いとされます。その分家賃が安く、多くの方が借りやすいように工夫されています。後述するような方法を試して、断熱性を向上させましょう。

軽量鉄骨

軽量鉄骨は、低層マンションに多い構造で、一般的なアパートより断熱性に優れた建物が多い傾向にあります。少し工夫するだけで、より快適な住環境を実現できます。

RC(鉄筋コンクリート)

鉄筋コンクリートは高層マンションや大型の建物で使用されている素材で、断熱性に優れているのが特徴です。軽量鉄骨と比較して分厚い素材であり、熱が通りにくいためです。

入居後にアパートの断熱性を高める工夫

賃貸アパートを探す際は、断熱性の高い物件を探すのが理想ですが、住み始めてから断熱性の低さに気づくこともあるでしょう。本来はリノベーションなどで断熱性を向上させるのが理想ですが、賃貸アパートではそうもいきません。また、大掛かりに手を加えようとすると、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。そこでここでは、入居後にアパートの断熱性を高める方法をいくつかご紹介します。

窓ガラスに断熱性向上アイテムを貼り付ける

外気や室内の熱は、大部分が窓ガラスを通じて移動しています。そのため、窓ガラスに断熱効果のあるアイテムを貼り付けることで、一定の断熱効果が期待できます。

よく利用されているのが、緩衝材に使用されるプチプチです。空気の層ができて断熱効果が生まれやすいといわれています。100円均一などでも販売されており、導入しやすいのもメリットです。

断熱性能の高いレースカーテンを使用する

レースカーテンの中には、断熱効果のある商品も販売されています。厚手のカーテンと一緒に使用することで、より高い効果が期待できます。

サッシの隙間をふさぐ

サッシに隙間がある場合は、専用のテープでふさぐのも効果的です。隙間風を防止できれば、熱が逃げ出す心配もなくなります。専用テープはホームセンターやインターネット通販などで購入できます。

まとめ

横浜や東京で賃貸物件をお探しの場合は、ネクストライフまでお問い合わせください。お客様のご希望を伺い、理想の物件をご提案いたします。

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