【保存版】正しい方法を知っていますか?ソファーやベッドなどの家具や冷蔵庫やテレビなどの電化製品の処分方法を徹底解説!
こんにちは!不動産ライターの手嶋です。引っ越しなどの際に家具や電化製品が不要になり、処分に困ったことはありませんか?正しい処分方法を知らないと損をしたり、法律に触れてしまうこともあるんです!この記事では、家具や電化製品の種類ごとに、複数の処分方法をご紹介していきます。
家具の処分方法6選
引っ越しが決まったら一番最初に、身の回りのもので処分するものがないか、考えることをおすすめします。特に大型の家具や電化製品の処分には手間や時間がかかるため、至急で処分をしないといけなくなると大変で、余分なコストがかかってしまうこともあるからです。
処分までの時間に余裕があれば、知人に譲ったり、フリマアプリで販売をする、などの手間や時間を要する方法を選択肢にいれることができます。自分のためになるだけではなく、環境面に考慮した方法も選択できるため、SDGSの観点からも有益です。
①捨てる
- 木製のラックなど小さめなものや、組み立て家具など部品ごとに分解できるものは家庭ゴミに
自治体のゴミ袋に入るものであれば、家庭ゴミとして出すことができます。部品ごとに小さく分解できる組み立て家具や、ノコギリなどで袋に入る大きさまで小さくすることができれば出すことが可能です。基本的に木材は燃えるゴミ、ガラス類や鉄、釘、ネジなどの金属類は燃えないゴミです。
ただし、地域によっては分解や解体をしても、分解する前の大きさを基準に粗大ゴミとして処分しなければならない場合もあります。詳細は自治体で確認をしましょう!
- ソファーやテーブル、ベッドやシェルフなどの大型家具は粗大ゴミとして処分する
ソファーやテーブルなどのゴミ袋に入らない大型家具は自治体によって方法は異なりますが、有料で処分することができます。処分費用がかかるのと、ゴミ置き場までの持ち出しは自らでしないといけない場合が多いので、その点がデメリットですが、自治体に処分をしてもらうので、正しく処分がされているという安心感はありますよ。
②不用品回収業者に依頼する
ソファーやテーブル、ベッドなどの大型家具など、自宅からゴミ置き場までの持ち出しを自分でするのが難しかったり、引っ越しまでの日数に余裕がなく、すぐに処分をしてもらう必要がある場合に便利なのが不用品回収専門の業者です。ほとんどの場合、自宅まで引き取りに来てくれます。ただし、民間の企業なので、処分費用や処分方法などが悪徳ではないか、自分自身でしっかりと調べ、判断することが必要になります。
③フリマアプリやネットオークション、フリーマーケットやリサイクルショップに売りに出す
3つ目は、売るという手段です。リサイクルショップに買い取りに来てもらったり持ち込んだり、フリマアプリやフリーマーケットで販売をすれば、処分のためのお金がかからず、欲しい人のもとに届く上に金銭を得ることができるのがメリットです。配送のための送料が高くつく場合があったり、売る前にしっかりとメンテナンスをしておかないとトラブルになる可能性はあるので注意は必要です。
④知人や近所の人に譲る
売るのはハードルが高いけど、まだ使えるからもったいない、という方は譲れる相手がいないか探してみるのもおすすめです。まずは自分の知人に聞いてみて、知人の周辺に欲しそうな人がいないか尋ねてもらうのもいいかもしれません。私自身も過去の引っ越しで友人の知人に家具を譲ってもらったり、反対に知人の職場の人に譲ったこともありますよ。
最近は近所の人に譲れるアプリなどもあるので、そちらを利用してもいいかもしれません。売るよりはハードルが低く、金銭のやり取りがないのでトラブルもおきにくいです。譲る場合は、しっかりとメンテナンスをしておくと喜ばれますよ。
⑤引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しに伴う処分で、引っ越しを業者に依頼する場合は、引っ越しの際に発生した不要な家具を回収してもらえる場合があります。自分で処分をする手配を事前にする必要がなく、引っ越しの際に不用なものを分けておくだけでいいので、手間が少なくて済むのがメリットです。ただし、一般的に有料回収となるため、事前に見積もりを依頼して、回収費用を確認しましょう!
⑥買い替え時に引き取ってもらう
買い替えのために不要になる場合は、購入をした店舗で引き取ってもらえる場合があります。新しい家具の配送時に引き取ってもらえるので手間はなく、新しく使用する家具を購入した店舗なので安心感もあります。ただし、基本的に配送住所と引き取り住所は同じになる必要があるので、引っ越し先に新しく購入した家具を配送してもらう場合、処分をする予定の家具も一旦新住所に運んでおく必要があるのが、大変です。
電化製品の処分方法
電化製品の処分方法も、大型家具と同様に売る、譲る、買い替え時に引き取ってもらうなどの方法があります。電化製品については、買い替え時に引き取りがあると、下取り価格として割引をしてもらえる場合もあるので購入前に調べてみることもおすすめです!
また、電化製品は法律に従い粗大ゴミとして処分できないものがあるので、注意が必要です。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機の家電リサイクル法に該当する家具は自治体のゴミとして回収ができない
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)は、家庭や事務所から処分されるエアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機などの特定家庭用機器の廃棄物から、有用な部品や材料を取り出しリサイクルし、廃棄物を減らしていくと共に資源の有効利用を推進していくための法律です。無許可の業者が不法投棄などをしないため、環境を守るために制定されたという背景もあります
上記の家具を処分したい場合は、買い替え時に引き取ってもらうか、買い替えがない場合はその家具を購入した店舗に引き取ってもらう必要があります。購入した店舗には引き取り義務があるため、問い合わせをしてみましょう!引き取りにはリサイクル料金と収集、運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金はメーカーごとに、収集、運搬料金は小売業者ごとに異なりますよ。
譲ってもらったものやフリマアプリで購入したものなど、購入店が分からない場合は、処分方法を自治体のホームページで調べたり、問い合わせをしてみてください。自治体と協定を締結した事業者などが回収をしてくれたり、指定のゴミ処理場への持ち込みを依頼されたりと、各自治体で案内をしてくれていますよ。
電子レンジやドライヤーなどの小型家電は家庭ゴミとして処分が可能
家電リサイクル法に該当しない小型家電は燃えないゴミや粗大ゴミとして処分することも可能です。わたしが住む自治体では、袋に入って口が結べ、重さで袋が破けなければ燃えないゴミ、それ以外は粗大ゴミという分別になっていました。自治体により基準は異なるため、確認をしてから正しく処分をしましょう!
処分するものの種類や大きさ、引っ越しまでの期間や余裕に伴って処分方法を考えよう
家具や電化製品の大きさ、自分で持ち出しができるのか、買い替えをするのかしないのか、引っ越しを業者に頼むのか、処分までの日数に余裕があるのか、など、様々な状況で適した処分方法は異なります。各製品について、処分方法を多く知っていれば知っているほど、悩むことが少なくなりますよ。
今回の記事を保存して、処分が必要な際に見返して、自分の状況に適した方法を選んでくださいね!