賃貸物件のDIYはどこまでOK?作業前に確認しよう

公開日 : 2022/02/14  

賃貸物件に住んでいると、「もう少しここがこうだったらな」「ここに収納があったらな」など、どこかに不満を感じていることでしょう。持ち家の場合は、リフォームや新たな棚を設置することで改善できますが、賃貸物件ではそうはいきません。

そこで今回は、賃貸物件のDIYがどこまでOKなのか、その基準を考えていきます。現在お住まいのお部屋に不満があり、DIYで解決しようと考えている場合は、ぜひこちらを参考にしてください。

賃貸物件でDIYする場合の注意点

現在住んでいる賃貸物件に不満がある場合でも、自分の思うように手を加えてはいけません。その理由は、「賃貸物件の所有者は借主ではなく貸主である」という点にあります。あくまで賃貸物件を所有しているのは貸主である大家さんであり、入居者に所有権はありません。そのため、物件を自分が思うように変更してはいけないのです。

その証拠に、賃貸物件の借主には「原状回復義務」という義務が課せられています。原状回復義務とは、「物件を入居前の状態に戻す義務」のことです。つまり、賃貸物件の借主には「退去時に物件を入居前の状態の戻す義務」が課せられているのです。大掛かりなDIYや工事をしてしまうと、入居前の状態に戻すのが難しくなり、一定の費用を請求される可能性があります。そのため、賃貸物件でDIYをする場合は、「何をするか」以前に、「退去時に元の状態に戻すことができるか」をしっかりと考えておく必要があります。

借主の原状回復義務は、以下のようなシーンでもよく取り上げられます。ぜひ一度ご確認ください。

賃貸物件のDIYはどこまでOK?

次に問題となるのが、賃貸物件ではどこまでのDIYが許されるのか、という点です。これについては工事内容だけでなく、物件によっても異なるケースが多く、一概には決められないのが現状です。

ただし、無用なトラブルや過剰な原状回復費用の請求を防止するために、国土交通省がガイドラインを設定しています。例えば、多くの入居者が利用する「画鋲」の穴は、ガイドラインで原状回復の必要はないと定められています。一方、壁に棚を取り付ける際に、くぎやネジを使用した場合は、それをふさぐように修理する必要があります。

自分が行おうとしているDIYが不安な場合は、事前にガイドラインを確認したり、大家さんや管理会社に確認するのが良いでしょう。

DIY可物件とは?

最近は、DIYのニーズが高まっていることもあり、「DIY可物件」や「DIY型賃貸借契約」というものが登場しています。DIY可物件とは、本来禁止されている借主の自由なDIYやリノベーションを許可し、より快適な生活を実現してもらおうというコンセプトの物件です。従来の賃貸物件ではなかなか理想のお部屋に出会えなかった方でも、費用をかけることで自分好みの住まいを実現できます。

ただし、DIY可物件であっても原状回復義務は発生します。入居前に「どこまでのDIYがOKか」を確認しておかないと、後々トラブルになる可能性があるため注意が必要です。一般的な賃貸物件と比較して、「物件の価値を高めるDIYやリノベーションであれば、退去時の原状回復は必要ない」とされているケースも少なくありません。

賃貸物件でもできるDIYのアイデア

一般的な賃貸物件でDIYにチャレンジする場合は、原状回復可能な範囲で行いたいところです。そこでここでは、賃貸物件でもできるDIYのアイデアをご紹介します。簡単に取り組めて部屋の雰囲気を大きく変えられるため、ぜひ検討してみてください。

剥がせる壁紙

手軽に取り入れることができ、お部屋の雰囲気を変えられるのが、剥がせるタイプの壁紙です。剥がせるのりや両面テープで貼り付ける商品が多く、貼り直しや撤去も簡単です。

店舗でも販売されていますが、インターネット通販のほうが種類も豊富で、1平方メートル単位で注文できるためおすすめです。壁の一部分のみを装飾して、アクセントクロスとして活用するのも良いでしょう。

マスキングテープ、ウォールステッカー

マスキングテープやウォールステッカーも、手軽なアイテムとして人気です。100円ショップや雑貨屋などでも販売されており、貼るだけで部屋の雰囲気を変えられます。貼る場所をあまり選ばず、部屋のどこでも利用しやすいのが特徴です。幅や柄なども多いため、選ぶ楽しさも感じることができます。

デコレーション粘着シート

デコレーションシートは、粘着質のシートになっていて、キッチンなどの水回りによく使用されています。無地や木目調、石材調、レザー調などさまざまな種類があり、水回りの雰囲気をガラリと変えられます。

ただし、デコレーションシートは貼れる場所と貼れない場所があるので注意が必要です。ゴム素材や砂壁、コンクリート部分には貼ることができません。

床の模様替え

少し大掛かりになるものの、床を模様替えすることで部屋の雰囲気をガラリと変えられます。具体的には置き畳、コルクマット、ラグ・カーペット、タイルカーペットなどがおすすめです。DIY可物件ではクッションフロアやフローリングなどを設置するのも良いでしょう。

初めてDIYする際のポイント

初めてDIYする場合は、何から取り組むべきか、どんなサービスを利用するべきか迷ってしまうケースもあるでしょう。ここでは、初めてDIYする際に揃えると良いアイテムや、便利なサービスをご紹介します。

最初に揃えると良いアイテム

DIYに慣れていない方は、自宅に工具が一切ないという方も多いでしょう。そのような場合は、以下のアイテムを用意しておくと安心です。

  • メジャー
  • ブルーシート
  • ノコギリ
  • ドライバー
  • 定規

さらに、より大掛かりなDIYにチャレンジする場合は、追加の以下のようなアイテムもあると良いでしょう。

  • インパクトドライバー
  • ノコギリ
  • クランプ

最初は基本的なアイテムを用意しておき、慣れてきたら追加でアイテムを購入するのがおすすめです。

便利なサービス

全部の工程をひとりで行うのが不安な場合は、外部のサービスを利用すると良いでしょう。例えば、ホームセンターのカットサービス。購入する木材を決め、サイズを指定すれば、専用の工具でカットしてくれます。初心者にとっては真っ直ぐにカットするだけでも難しいため、こういったサービスが重宝します。

そのほかには、工具のレンタルサービスを行っているところもあります。「続くかわからないけど、試しにDIYしてみたい」という場合は、必要なアイテムをレンタルするのが良いでしょう。1泊2日あたり数百円でレンタル可能です。

まとめ

賃貸物件のDIYは原状回復義務を意識して行う必要があります。退去時の費用請求が不安な場合は、作業前に確認しておくと良いでしょう。

横浜や東京で賃貸物件をお探しの場合は、ネクストライフまでお問い合わせください。お客様のご希望を伺い、理想の物件をご提案いたします。

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