賃貸物件を借りられない住宅弱者への支援策をご紹介

公開日 : 2022/01/03  

「賃貸物件を借りたいけど審査が通らない」「入居を断られる」などの現象が、日本全国で発生し、社会問題のひとつとなっています。経営しているアパートの空室率に悩むオーナーがいる一方、物件を借りたくても借りられない人も増えているのです。

今回は、そんな住宅弱者と呼ばれる方に向けて、実際に行われている支援や利用できるシステムなどをご紹介します。「引越しをしたいが、次の物件が決まるかわからない」「賃貸の審査に何度も落ちた」などの悩みを抱えている場合は、ぜひ参考にしてください。

住宅弱者とは?

住宅弱者とは、何らかの事情によって賃貸物件を借りにくい状態にある方、住まいの選択肢に制限がかかってしまう方を指します。その事情はさまざまで、高齢者や外国籍、LGBTQ+、障害者、シングルペアレント、生活保護受給者など、人によって異なります。

このように聞くと、住宅弱者とは遠い話のように感じるかもしれませんが、実際はそうではありません。どのような背景をもつ方でも、今後住まいの選択肢が狭まってしまう可能性はあり、全員が自分のことと捉える必要があります。

住宅弱者向けの支援策

新型コロナウイルスの流行により、住宅弱者を取り巻く環境は深刻の一途をたどっています。勤務先が休業になったり、会社の経営状況が悪化したりして、収入が激減している方も少なくありません。

このような状況を受け、国は住宅弱者向けにさまざまな施策を打ち出しています。こちらでは、住宅弱者向けのサービスを、具体的なシーンごとにご紹介します。賃貸物件にお住まいで日々のお金にお困りの場合は、家賃やライフラインの料金を滞納する前に必ずご確認ください。

賃貸住宅の家賃を支払えない

賃貸住宅の家賃が支払えない場合に用意されている支援策が、「住居確保給付金」です。住居確保給付金は、失業などの原因により家賃の支払いが難しくなった方に、家賃相当額を支給する制度です。元々は、離職や廃業から2年以内の方が対象となっていましたが、新型コロナウイルスの流行により、収入が一定程度減少していれば、仕事に就いている方も受給できるように変更されました。

申し込み窓口は、各地域に用意されている自立相談支援機関です。窓口だけでなく、郵送の申請書でも手続きを行えます。手続きが完了すると、申請月の家賃分が大家さんや管理会社の口座に振り込まれます。自分が対象となるかどうかについても、窓口に問い合わせましょう。

住居確保給付金については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひご確認ください。

家賃の安い物件に住み替えたい

家賃が安い家に住み替える場合に利用できるのが、「セーフティネット住宅制度」です。セーフティネット住宅制度とは、所得が一定額より少ない方や被災者、高齢者などが家を借りる際、家賃や改修費用の引き下げ分を補助する制度です。こちらの制度を利用することで、収入の少ない方がより安い家賃で賃貸物件に住むことが可能になります。

ただし、すべての住居で利用できるわけではなく、あらかじめ登録された大家さんが貸し出している物件でのみ利用できます。

生活資金が足りない

休業や失業によって生活資金が足りない場合は、「生活福祉資金貸付制度」を利用するのが良いでしょう。こちらの制度は、生活に困窮した方や失業した方に向けて小口資金を貸し出す制度です。無利子で借りることができ、保証人も不要なため、当面の生活資金を確保する際に役立ちます。自治体の社会福祉協議会で申し込むことが可能です。

家賃の安い部屋を探すコツ

「生活に困窮しているわけじゃないけど、できるだけ家賃の安い家を探したい」と考えている方もいるでしょう。そこでこちらでは、家賃の安い部屋を探すコツをご紹介します。

繁忙期を避ける

賃貸物件の家賃設定は時期によって変動することがあります。閑散期はあまり入居者がいないため、安くしなければ入居してもらえませんが、反対に繁忙期は多くの入居希望者がいるため、多少価格を高く設定しても選んでもらえる可能性があるためです。また、変動しない場合でも、閑散期であれば家賃交渉がしやすくなることもあります。

そのため、賃貸物件を探す場合は、不動産会社の繁忙期を避けるのが無難です。具体的には1〜4月が引っ越しの繁忙期といわれているため、その時期を避けるのが良いでしょう。

ただ、どうしても繁忙期に引っ越す必要があるケースもあるでしょう。その場合は、以下の記事を参考にしてください。

築年数にこだわらない

築年数も家賃に大きな影響を与えるポイントです。同じ間取り、立地の物件であれば、新築のほうが家賃は高く、築年数が経過した物件ほど家賃は下がる傾向にあります。そのため、賃貸物件を探す際は、新築だけでなく築年数が古いものも選択肢に入れると、家賃を抑えることが可能になります。最近は、築年数が経過していてもリフォームやリノベーションをしてきれいになっている物件も少なくありません。家賃を安く抑えたい場合は、一度検討してみるのが良いでしょう。

駅から距離のある物件を選ぶ

最寄り駅に近い物件は、利便性が高く家賃も上がりやすい傾向にあります。そのため、自転車や自動車を持っている場合は、駅から少し離れた物件を探すことで、利便性は大きく変えずに家賃の安い部屋を探すことができます。

まとめ

今回は住宅弱者の方に向けて、国や自治体が実施している支援策と家賃の安い家を探すコツをご紹介しました。新型コロナウイルスの影響もあり、いつ誰が住宅弱者になってもおかしくない状況です。今回紹介した支援策を理解しておき、いざというときは速やかに申請しましょう。

横浜や東京で賃貸物件をお探しの場合は、ネクストライフまでお問い合わせください。お客様のご希望を伺い、理想の物件をご提案いたします。

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