大学生の一人暮らしが寂しいと感じる理由は?泣く前に試して欲しい不安の解消法
大学入学を機に初めて一人暮らしを始める人も多いでしょう。とはいえ、はじめは楽しみにしていた一人暮らしも、だんだん寂しさを感じたり心細くなったりする瞬間が訪れるものです。一体、なぜ楽しみにしていた一人暮らしが寂しいと感じるようになるのでしょうか?一人暮らしが寂しいと感じる大学生の皆さんへ、不安になる原因やその対処法についてご紹介します。
大学生の一人暮らしで寂しいと感じる瞬間とその理由は?
「一人暮らしを始めたばかりなのに、ホームシックになるのはまだ早い?」
「寂しい気持ちになるのは自分だけ?」
…など、一人暮らしを始めてすぐに不安に感じている人もいるでしょう。実際にSNSで検索すれば、一人暮らしに不安を感じている人は非常に多いことがわかります。“自分だけ”ということではないので、まずは安心して下さい。
では、どうしたことをきっかけに寂しいと感じるようになるのでしょうか?当サイト調べで以下の情報を集めました。
- 家族と離れ離れになったと実感した
- 大学生活に馴染めていない
- SNSで他人と比較してしまう
- 周辺環境が変わった
- 体調を崩して一人で寝込んだ
- 誕生日やイベントがあるにもかかわらず一人でいる
- 一人で過ごす時間が長い
- お金のやりくりが不安
このように、一人暮らしが寂しいと感じたきっかけはさまざまです。どのような感情から一人暮らしが寂しいと感じるのか?ここで「①環境の変化 ②一人でいることの孤独感 ③世間からの疎外感」の3つに分けて分析していきましょう。
寂しいと感じる理由①環境の変化
- 家族と離れ離れになったと実感した
- 大学生活に馴染めていない
- 周辺環境が変わった
- お金のやりくりが不安
“大学生の一人暮らし”ということは、実家から離れている場所に一人で暮らし、大学に通っている人がほとんどでしょう。家族と離れ離れになるのはもちろん、慣れない土地、知り合いがいない大学、そして一人でお金や生活を管理していかなくてはならないという状況や環境におかれることから、精神的に不安定になるのも無理はありません。
寂しいと感じる理由②一人でいることの孤独感
- 体調を崩して一人で寝込んだ
- 一人で過ごす時間が長い
体調を崩したり、家で夜ご飯を食べたり…さまざまなきっかけで“一人でいる”ことを強く感じてしまうと、まるで世の中に自分だけしかいないような孤独感に苛まれることがあります。友達が家に遊びに来たときは孤独を感じなくても、友達が帰ってしまえば“また一人ぼっちになった”などと意識してしまい、寂しいと感じることもあるでしょう。
寂しいと感じる理由③世間からの疎外感
- SNSで他人と比較してしまう
- 誕生日やイベントがあるにもかかわらず一人でいる
SNSを見れば、同級生がキラキラして見える。誕生日やクリスマスなのにパートナーがおらず一人で過ごしている。このようなとき、自分に自信がなくなったり世間から阻害されたような気分になったりするでしょう。“家で一人ぼっちになるのが嫌だから”と外出しても、周りが幸せそうに見えて逆効果になることも。誰かと時間を共有できない孤独感や疎外感で、寂しさが募ることもあります。
大学生の一人暮らしにも良さはある
一人暮らしは寂しいばかりで良いところがない、などと感じる人もいるかも知れませんが、実際にはメリットもたくさんあります。
- 時間を自由に使える
- 遠方の実家よりも大学に通いやすい
- 自立できる
- 友達を呼べる
このように、一人暮らしの自由さがメリットになることも多いです。また、頼れる人が近くにいないということは、生活やお金の管理をすべて自分自身でしなくてはならないので、自立も早く、身についたスキルは社会人になったときに役立ちます。
大学生の一人暮らしで寂しいと感じる人に試してほしい9個の解消法
大学生の一人暮らしに不安を覚える人も少なくないでしょうが、寂しい気持ちを紛らわす方法はたくさんあります。“一人で寂しくて何をしたら良いかわからない”という人は、これから紹介する解消法を試してみてはいかがでしょうか。
新しい趣味を見つける
寂しい気持ちを感じないためには、なにかに夢中になれる趣味を見つけてみるのがおすすめ。料理でも美容でもフィットネスジムでも、自分が好きなことや趣味になれるものをとことん突き詰めてみてはいかがでしょうか。自分と同じ趣味を持つ人のコミュニティやオフ会に参加すれば、おのずと出会いにも恵まれるでしょう。
アルバイトを始める
アルバイトは収入が得られるだけでなく、暇がなくなることで自然と寂しさを感じなくなります。また、アルバイト先で友達ができる可能性もあります。アルバイト先を選ぶ際、飲食店や販売などの接客業を選べば人と接する場面も多く、気持ちも明るくなれるでしょう。
サークルに入る
一人でいることの孤独感や疎外感をなくすには、一人でいる時間を減らす工夫が必要です。サークルに入れば飲み会やイベントの打ち上げなどにも参加できるので、一人でいる時間を減らすことができるでしょう。サークル活動だけではなく、授業も一緒に過ごせる友達ができるかもしれません。
部屋の模様替えをする
一人暮らしの寂しさを紛らわす方法として意外なのが、部屋の模様替えをすることです。家具や家電の配置を変えてみたり、ソファや布団カバーを季節のものに変えてみたり、何でも構いません。見飽きた景色が一新されることで新鮮な気分になることでしょう。
ドラマや映画をサブスクで楽しむ
なにかに熱中する時間を作る、という点では映画やドラマ鑑賞もおすすめです。サブスクでオンデマンドを利用すれば、何本もの映画を見ることができたり、ドラマのイッキ見ができたりと時間をまるごと使えます。一人の時間をぜいたくに使うこと、これも寂しさを紛らわす有効な方法です。
勉強に力を入れる
寂しさを紛らわす方法かつ有意義に過ごす方法としておすすめしたいのが、資格の勉強です。勉強に集中することで寂しさを感じる暇もなくなり、最終的に資格が取得できれば将来に役立ちます。社会人になれば勉強に充てる時間を取りづらくなるので、大学生のうちに資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
家事に力を入れる
一人暮らしを始めれば、避けて通れないのが家事です。普段から必要最低限の家事しかしていない人は、いつもは取り掛からない場所を念入りに掃除してみたり、凝った料理にチャレンジしてみたりと家事に力を入れてみるのもおすすめ。充実考えられるだけでなく、QOLも上がって一人暮らしが楽しく感じるかもしれません。
規則正しい生活を送る
一人暮らしは自分の時間を自由に使えるメリットもありますが、不規則な生活は神経伝達物質であるセロトニンの分泌を阻害して、うつ病になりやすい(※)とも言われています。ストレスを抱えないためには、規則正しい生活を送ることも大切です。
推し活を始める
山口県立大学の調査によると、推し活で感じるメリットとして以下の回答が寄せられています。
- 「人生が豊かになった」45.1%
- 「人生に充足感を感じるようになった」44.8%
- 「つらいときに推しに癒やされる」36.2%
- 「共通の趣味を持つ人と知り合えた」24.0%
つまり、寂しいと感じる一人暮らしだからこそ推し活を始めるメリットは大きいと言えます。社会人よりも比較的自分の時間を自由に使える大学生活で、自分の推しを見つけてみるのも良いのではないでしょうか。
まとめ
スタートしたばかりの大学生活と一人暮らし、どちらも慣れない環境で寂しく感じるものです。そんなときは“一人でいることの寂しさ”から“一人で過ごすことの楽しさ”に変えることで、ほんの少しだけ一人暮らしが有意義なものになるかもしれません。なにかに熱中したり、規則正しい生活を取り入れたりと、今回ご紹介した対処法を少しずつ生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。