ひとり暮らしは2階がおすすめって本当?メリットやデメリットを解説

ひとり暮らしをする際、とくに女性は2階に住むよう勧められるケースが多い傾向にあります。その理由はどこにあるのでしょうか。

今回は、アパートやマンションの2階に住むメリットやデメリット、1階の場合との比較を行います。ひとり暮らしをする際の参考にしてください。

アパートやマンションの2階に住む3つのメリット

部屋探しをする際、アパートやマンションの2階部分のみを探している方も少なくありません。

こちらでは、2階に住む3つのメリットをご紹介します。

風通しに優れている

立地にもよるものの、2階部分は1階と比べて遮蔽物や隣家の干渉などが少なく、風通しに優れています。

とくに梅雨時のように、湿気やジメジメとした空気を感じやすい季節は、窓を開けるだけで十分な換気が期待できます。

花粉症やアレルギー持ちの方にとっても大きなメリットです。

防犯面が1階より優れている

2階のお部屋を探す方のなかには、防犯面のメリットを期待している方も少なくありません。

2階のお部屋は1階と比べて侵入が難しく、防犯面で優れているといえるでしょう。

ただし、2階だからといって防犯対策が不要になるわけではありません。あえて2階以上の高層階に侵入する犯罪者もいるようです。

部屋に応じた防犯対策を施しましょう。

アパートやマンションの防犯対策については、こちらの記事をご覧ください。

日当たりが良く洗濯物が乾きやすい

風通しの良さにも通じますが、2階のお部屋は日当たりが良く、洗濯物が乾きやすいという特徴があります。

周辺環境にもよるものの、隣の建物から太陽光を遮られる可能性が減るためです。

今のお部屋で日当たりに関する悩みをお持ちであれば、2階以上のお部屋を探してみてはいかがでしょうか。

アパートやマションの2階に住む2つのデメリット

アパートやマンションの2階に住むのは、メリットばかりではありません。こちらでは、2つのデメリットをご紹介します。

階下の迷惑とならないよう生活を送る必要がある

2階に住む場合、1階とは異なり階下の住人を意識しながら生活を送る必要があります。

自分や家族の足音、家電の振動などが伝わり、騒音トラブルになる可能性があるためです。

音が気になる場合は、防音カーペットなどを敷くのが効果的です。

家賃が高いケースがある

アパートやマンションでは、基本的に1階より2階以上のほうが人気があります。前述したとおり、2階以上のお部屋だけを探している方も少なくありません。

そのため、2階のお部屋は1階と比較して家賃が高く設定されている傾向にあります。

家賃を安く抑えたい場合は、2階に住むのはおすすめしません。1階のお部屋を探しましょう。

アパートやマンションの1階に住む4つのメリット

アパートやマンションの2階を探して住む方もいれば、あえて1階に住む方も少なくありません。1階にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

家賃が安い傾向にある

アパートやマンションの1階に住む最大のメリットといえば、家賃が安く設定されている点にあります。

その理由はさまざまありますが、2階以上のほうが見晴らしが良く、前述のように採光面・風通しに優れていることが主な理由です。

学生の方など、毎月のランニングコストを安く抑えたい方にとっては、家賃が安い物件は最適です。

賃料については、こちらの記事でも触れています。

階下の住人に気を遣うことなく生活できる

アパートやマンションの上階に住んでいると、「生活音が階下の住人の迷惑となっていないか心配」といった方も少なくありません。

防音カーペットやリノベーションを行う方法もありますが、賃貸で完璧に対応するのは難しいのが現状です。

1階であれば、自分の生活音が他の住人の迷惑となっていないか心配する必要はありません。限度はあるものの、ある程度気軽に生活できるでしょう。

階段やエレベーターに左右されない

高層マンションになればなるほど、階段だけでなくエレベーターも整備されているケースがほとんどです。

ただ、上階に住むと階段やエレベーターを使用しなければ外出できず、荷物の搬入や移動が面倒に感じる可能性があります。

1階部分であれば、階段やエレベーターに左右されることなく生活できるため、長く生活するうえでメリットとなります。

災害時に避難しやすい

階段やエレベーターを使用する必要がないというメリットは、災害時の避難のしやすさにもつながります。

都市部で大規模災害が発生した際、タワーマンションの高層階の住人が、歩いて上り下りしている様子がニュースで放送されました。

大規模な地震や火災などの災害が発生すると、アパートやマンションのエレベーターは基本的に動かなくなります。

そうすると脱出時にも歩いて移動する必要があり、そのまま住み続けられた場合でもしばらくは歩いて上り下りする必要があります。

1階であればそういった心配もなく、万が一のときも真っ先に避難することができます。

アパートやマンションの1階に住む3つのデメリット

一方で、アパートやマンションの1階に住むのはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

日当たりが悪く湿気が溜まりやすい

立地にもよるものの、アパートやマンションの1階は他の建物の影となり、日当たりが悪くなるケースがあります。とくに洗濯物を干す際に注意したいところです。

また、整備されていない道路が近い場合は、地中に含まれる水分が湿気となり部屋に溜まりやすくなります。

1階に住む場合は、換気を入念に行う必要があるでしょう。

害虫に悩まされることも

家の中に侵入するのは人間だけではありません。毎年発生する害虫に悩まされている方も多いでしょう。

1階は地面に近いため、さまざまな害虫が侵入するリスクが高いといえます。

ドアをすぐ閉める、定期的に薬剤を使用して繁殖を防ぐなどの対策が欠かせません。

防犯性が上階と比べると低い

上階だから安全ということではありませんが、やはり1階のほうが防犯のリスクは高い傾向にあります。

アパートやマンションの構造によっては、簡単に侵入できてしまうケースも多く、運悪く侵入者と鉢合わせになってしまう可能性もあります。

1階に住む場合は、その防犯性について内見時からチェックすることが大切です。

ベランダ部分から侵入できるような造りになっていないか、エントランスにオートロックがあるかなど、事前に確認しておきましょう。

まとめ

アパートやマンションの2階にはさまざまなメリットがありますが、デメリットも存在します。

最初から「2階に住む」と決めるのではなく、1階と2階のお部屋を比較してみてはいかがでしょうか。

お部屋探しにお困りであれば、ぜひネクストライフまでお問い合わせください。

 

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