引越しやることリスト9選![一人暮らし編]

進学や就職・転職などをきっかけに、これから一人暮らしをするという方も多いのではないでしょうか。その際に必ず行わなければならないのが「引越し」です。実は、この引越しが意外と大変で「引越し疲れ」なんて言葉もあるくらいなんです。

そこで今回は、引越しの前後・当日にやらなければいけないことをリスト化しました。引越しの際には、今回のリストを見ながら1つ1つ消化していってください。

 

一人暮らしの引越し前のやることリスト

まずは、一人暮らしの「引越し前」にやることをリスト化します。具体的には、以下の4つを必ず行ってください。

・引越し方法の選択

・荷物の整理

・新居で必要なものの準備

・インフラの手続き

1つずつ確認していきます。

引越し方法の選択

まずは、引越し方法を選択します。引越しは業者に頼むのが一般的ですが、一人暮らしなど荷物が少ない場合は、通常プランではなく単身プランを選択することもできます。また、レンタカーなどを使用して自分で荷物を運ぶことで、より費用を抑えることができます。

単身プランについて

各引越し会社では、荷物の少ない単身者向けに「単身プラン」という通常プランよりも安い料金で引越しができるサービスを展開しています。荷物を一定量以下にしなければなりませんが、荷物が少ない方にはおすすめのプランです。料金が安いだけで、他のサービスは通常プランと変わらないという引越し会社も多いです。

単身プランに限らず、引越し料金は各引越し会社によって大きく異なります。そのため、事前に複数社から見積もりを取ったうえで業者を決定するようにしてください。

引越し会社の選び方については、こちらの記事を参考にしてください。

引越し会社の選び方は?安い引越し会社のデメリットは?

自力で引越し作業をする際の注意点

とにかく費用を押さえて引越ししたい方は、自分で引越し作業をするという選択をするかもしれません。車を持っている方やレンタカーなどを利用すれば、安いだけでなく早く引越し作業を完了させることもできます。

ただし、自力で引越し作業をする場合には注意点もあります。

まず、荷物を車に積み込む作業や、引越し先で車から荷物を降ろす作業は、みなさんが思っている以上に大変です。1人で行う場合はもちろん、友達や家族に手伝ってもらった場合でもそれなりの時間・労力がかかります。重い物を運んで腰を痛めてしまう人も。

また、自力で引越し作業をしたからといって、必ずしも費用が抑えられるとは限りません。それは距離と荷物の量に依存します。

例えば、引越し先があまりに遠く荷物も多いと、何度も行き来しながら荷物を運びこまなければいけないですよね。そうなると交通費もかなりかかりますし、レンタカーなどを借りている場合は、その費用もばかになりません。当然体への負担も大きくなります。

引越し業者に依頼して作業をしてもらうというのは、上記のような時間や労力を節約できるという側面もあります。

「なるべくお金を使いたくないから自分でやる」と安直に決めるのではなく、まずは見積もりをとって、自分が作業に取れる時間や荷物の量を考慮して決定することをおすすめします。

荷物の整理

引越し業者・プランを決定したら、引越しをするために荷物の整理をしましょう。

特に自分で引越しを行う方や、単身プランなど持っていける荷物の量に限りがある方は、この段階で不用品を処分しなければなりません。

処分に困るものがあったら、「フリマアプリ」などを活用してみてはいかがでしょうか。短期間で取引でき、場合によっては取りに来てくれることもあるので、荷物を整理している忙しい中でも不用品を処分することができます。また、多少なりともお金になるので、引越しを費用や新生活に利用できるのではないでしょうか。

ただし、本当に時間がない場合は、不用品回収業者等に処分してもらうのが確実です。

新居で必要な物の準備

荷物の整理が完了したら、新居で必要となる物を準備します。新しく購入する物は、新居近くのお店で購入するか、ネットショッピング等を利用しましょう。引越し前の自宅付近で購入すると、荷物が増えてしまうので注意が必要です。

必要な物は人それぞれ違うと思いますが、最低限以下の物は準備しておくとスムーズに新生活が始められます。

・冷蔵庫

・洗濯機

・ベッド

・掃除道具

・テーブル

その他必要な物は、適宜購入してください。

インフラの手続き

最後にインフラの手続きをして、引越し前の作業は完了です。インフラは、水道・ガス・電気だけでなく、インターネットもこの段階で手続きをしておきましょう。インフラの手続きが済んでいないと、住み始めたのにお湯が出ない・お風呂に入れないなんてことが起きてしまいます。

また、ガスとインターネットの手続きは注意が必要です。

ガスを開通させるには、ガス会社に立ち会ってもらう必要があり、基本的に「明日来て欲しい」ということができません。事前に「〇〇日に引越すので来て欲しい」と連絡しておきましょう。

都市ガスとプロパンガスの違いについてはこちらの記事をご確認ください。

都市ガスとプロパンガスって何が違うの?料金はどのくらい違うの?[月額利用料金の相場は?]

また、インターネットは即日開通ができず、開通まで数週間かかります。入居した日からインターネットを利用したいという方は、事前にプロバイダ等に連絡をしておきましょう。

インターネットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

大量発生中「インターネット使用料無料の賃貸物件」ってどうなの?[メリット・デメリットを徹底調査]

賃貸アパート・マンションのインターネット回線環境ってどうなの?[契約の違い・種類や特徴は?]

転出届等について

転出届等も、このタイミングで手続きを済ませておきましょう。特に転出届は、転出前の役所に提出する必要があるため、引越してからだと面倒になってしまいます。郵送でもできますが、事前に提出しておいた方が無難です。

また、自営業者の方などは国民健康保険の手続きも忘れないようにしましょう。

 

一人暮らしの引越し当日のやることリスト

次は、一人暮らしの「引越し当日」にやることをリスト化します。具体的には、以下の3つを必ず行ってください。

・鍵の受け取り

・ガス等を使えるようにする

・引越しのあいさつ

それぞれ確認していきます。

鍵の受け取り

まずは不動産会社や大家さんから鍵を受け取ります。

受け取る場所は引越し先のこともあれば、不動産会社を訪ねなければいけない場合もあるので事前に確認しておきましょう。

ガス等を使えるようにする

次は、ガスや電気などのインフラを使えるようにします。

電気はブレーカーのスイッチを入れ、水道は元栓を開くだけで使えるようになるはずです。

ただし、ガスは立ち合いが必要なので、先ほど説明したように事前に連絡しておきましょう。

引越しのあいさつ

ガスの開通など、一通り作業が完了し落ち着いたら、ご近所へ引越しのあいさつに行きましょう。

ただし、近年はあいさつに行く人も減っており、あまり長く住み続けないなら必要ないかもしれません。また、学生が多く住むアパートなどでも、あいさつにはあまり行かないようです。

どれくらいの期間そこに住むのかや、周りの生活環境などに合わせて臨機応変に対応してください。

 

一人暮らしの引越し後のやることリスト

最後は、一人暮らしの「引越し後」にやることをリスト化します。具体的には、以下の2つを必ず行ってください。

・荷解き

・住所変更手続き

それぞれ確認していきます。

荷解き

引越し後は、部屋がダンボールだらけになっているという人も少なくないでしょう。まずは、とにかく荷解きを進めて、新生活に早く慣れていきましょう。

進学や就職などを機に一人暮らしを始めたからは、初日までに荷解きを完了させて気持ちを落ち着かせたいところですね。

住所変更手続き

同時に住所変更手続きも済ませておきましょう。事前に転出届を提出していると思いますので、転入先の役所に転入届を提出すれば完了です。

また、同じく住所を変更しなければならないものに「運転免許証」があります。運転免許センターもしくは警察署に行き、住所を変更しましょう。運転免許証は、正しい住所が記載されていないと身分証明書としての効力がなくなってしまいます。注意してください。

余談ですが、ネットショッピング等の住所も変更するのを忘れないようにしてください。前の住所に買ったものが送られてしまう、なんてこともあります。

 

スムーズな引越しで新生活に弾みをつけよう!

引越し前は、新生活に向けて身の回りが慌ただしくなる時期です。今回紹介した情報を参考に、引越しをスムーズに進め、新生活に弾みをつけましょう。

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