一人暮らしvs実家暮らし!それぞれのメリット・デメリットや毎月の費用を比較

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 これまで親元で生活していた人も、就職などのタイミングで独立を考え始める場面があるのではないでしょうか。一人暮らしなら実家暮らしよりも自由に生活できる反面、毎月にかかる費用も大きく変わります。今回は、一人暮らしと実家暮らしの違いについて客観的に比較してみましょう。

目次

一人暮らしのメリット・デメリット

 まずご紹介するのは一人暮らしのメリット・デメリットです。

一人暮らしのメリット1|自由な暮らしができる

 実家暮らしをしていると、家族の生活リズムに合わせたり帰宅時間を気にしたり、自分の好きなタイミングでお風呂に入るのが難しい場面があるでしょう。その点、一人暮らしは時間を自由に使えるメリットがあります。家族に気遣うことなく、プライベートの時間を楽しめるのは一人暮らしの醍醐味と言えるでしょう。

一人暮らしのメリット2|人を家に呼びやすい

 実家暮らしの場合、友達や恋人を呼ぶのに許可を取る必要もあるでしょう。その点、一人暮らしなら生活空間を好きに使えるため人を呼びやすく、ストレスを感じることもありません。

一人暮らしのメリット3|自分好みのインテリアが楽しめる

 実家暮らしは家族と空間を共有しているぶん、自分好みの家具や家電を置くのは難しいでしょう。一方、一人暮らしなら空間全体を自由自在にコーディネートできるため、好きなアイテムで囲んだり居心地の良い空間づくりを楽しんだりできます。

一人暮らしのメリット4|通勤や通学に便利

 実家暮らしの場合、通勤先や通学先から距離がある人も少なくないでしょう。通勤・通学だけで早起きしたり、満員電車に揺られたりとデメリットがあるはずです。その点、一人暮らしは自分の好きなエリアを選ぶことができるため、毎日の通勤・通学時間を大幅に減らすこともできます。時間を有意義に使いたい人にとっては大きなメリットです。

一人暮らしのメリット5|金銭管理がしっかりできる

 一人暮らしをすれば、光熱費や交際費、家賃、食費などさまざまな生活費を負担しなくてはなりません。この場合、おのずと予算や貯金をやりくりすることになるので金銭管理の感覚が身につきやすいです。節約スキルや経済感覚を養うこともできるため、将来家庭を持つことになったときも大きく役立ちます。

一人暮らしのメリット6|家事のノウハウが身につく

 一人暮らしの場合、食事の用意や掃除などをすべて自分一人でやらなくてはなりません。もちろん家事をやる・やらないはそれぞれの生活スタイルにも左右されますが、毎日家事をする習慣を身につければ自然と生活能力もアップして、将来的にも大きな武器になります。

一人暮らしのデメリット1|かかるお金が多い

 一人暮らしは家賃や光熱費などの出費があり、実家暮らしよりもお金がかかります。また、家を借りて引っ越しをするだけでも数十万の費用がかかるため、一人暮らしを始めたばかりの頃は趣味や娯楽に回せるお金も少なくなります。

一人暮らしのデメリット2|生活習慣が乱れやすくなる

 毎日の仕事や学生生活の忙しさに追われると、どうしても食生活や生活リズムが崩れがちです。生活習慣が乱れると心身ともにさまざまな支障をきたすため、規則正しい生活を送るよう心がける必要があるでしょう。

一人暮らしのデメリット3|家事に時間や手間がかかる

 一人暮らしをするうえで、自分自身で食事の用意や掃除、洗濯などをしなくてはならないため、時間や手間がかかります。実家暮らしをしているよりも、好きなことに回せる時間が限られることもあるでしょう。自分の時間を確保するためにも、計画性を持って家事をしなければなりません。

一人暮らしのデメリット4|病気や怪我のときに心配

 一人暮らしの場合、風邪や怪我をしたときに看病してくれる人がそばにいません。もしもに備えて健康管理を徹底するのはもちろん、備蓄や常備薬などを用意したり、周辺の病院を調べたりする必要があるでしょう。

一人暮らしのデメリット5|防犯対策をしなくてはならない

 空き巣などの犯罪に巻き込まれるリスクは一人暮らし・実家暮らし関係なくありますが、特に女性の一人暮らしはストーカーや盗聴・盗撮などの犯罪に巻き込まれやすいため注意しなくてはなりません。オートロックや防犯カメラのある物件も多いですが、防犯設備が整っている物件ほど家賃が高く、ある程度自分で防犯対策をする必要があります。物件だけでなく、エリア全体の治安をチェックしておきたいポイントです。

実家暮らしのメリット・デメリット

 自由度の高い実家暮らしに比べて、実家暮らしは家族に気遣いながらの生活になるのでストレスが溜まることもあります。しかし、実家暮らしは金銭面でのメリットが大きいのも事実です。ここで、実家暮らしのメリット・デメリットを挙げていきましょう。

実家暮らしのメリット1|出費が少ない

 家賃や光熱費など一人暮らしなら自分ですべて用意しなくてはなりませんが、実家暮らしなら生活にかかる費用を分散したり、家族が負担してくれたりとメリットがあるため、一人暮らしよりも生活にかかる出費が少ないです。

実家暮らしのメリット2|貯金ができる

 生活にかかる出費が少ないぶん、貯蓄がしやすいのも実家暮らしのメリットです。将来的に一人暮らしや過程を持つことで独立する場合、貯蓄があるのとないのとでは安心感が違います。実際、貯蓄のために実家暮らしを選ぶ人も少なくはないでしょう。

実家暮らしのメリット3|家事負担が少なくて勉強や休息に時間が充てられる

 一人暮らしならすべての家事を自分一人でこなさなくてはいけませんが、一人暮らしなら家族が家事を負担するケースも多く、自分の時間を確保しやすいメリットがあります。勉強や趣味、休息など時間を有意義に使えるのは大きな魅力です。

実家暮らしのメリット4|家族がいることの安心感が得られる

 一人で過ごす時間が長い一人暮らしに比べ、実家暮らしは家の中に家族がいるという点で安心感があります。深い信頼関係で結ばれている家族だからこそ、話をしなくても一緒にいるだけで安心できるものです。家に帰れば大好きな家族が待っている、という安心感は他の何ものにも代えられません。

実家暮らしのデメリット1|設備を共有することの不便さ

 実家暮らしはキッチンやお風呂を家族と共有しなくてはいけません。生活リズムも家族に合わせなくてはならないため、自分の好きなタイミングでお風呂に入れなかったり、朝の忙しい時間に洗面台が独占できなかったりと、設備を共有することの不便さを感じることがあるでしょう。

実家暮らしのデメリット2|干渉されやすい環境

 実家暮らしをしていると一人になる時間が取りづらかったり、なにかと家族に干渉されたりとストレスに感じる場面も少なくありません。ストレスを解消するためには、外出回数を増やしたり趣味に没頭したり、自室にこもったりとさまざまな工夫が必要です。

実家暮らしのデメリット3|自立しづらい

 実家暮らしの場合、他の誰かが家事を代行したりお金を管理したりと、自分自身で生活を管理する機会がほとんどありません。家に帰れば温かいご飯が出てくる、家族が掃除・洗濯してくれる、固定の金額のみ家にいれるなど、常に“家族ありき”で生活しているので自立しづらい環境です。

実家暮らしのデメリット4|友達や恋人を招きにくい

 実家で暮らしていると、他人を家に招きにくいデメリットがあります。家庭によっては事前に許可がないと他人を呼ぶことができない、というケースもあるでしょう。

一人暮らしと実家暮らしの毎月の費用を比較

 一人暮らしと実家暮らしのメリット・デメリットを比べると「自由さ」と「金銭的負担」の2つに大きな違いがあります。ここで、筆者自身が一人暮らし・実家暮らしを経験した際の毎月の出費についてご紹介します。

※あくまで個人のケースであり、ざっくりとした金額です

一人暮らし 実家暮らし
家賃や共益費(管理費)60,000円(駐車場込)30,000円+30,000円(駐車場の月極契約)
食費40,000円(外食込)10,000円(実家での食費ではなく外食時の費用)
水道光熱費7,000円(水道・電気・ガス)0円
日用品3,000円(洗剤やトイレットペーパーなど)0円
ネット・スマホ10,000円(スマホ・ネット利用料)5,000円(スマホ利用料のみ)
趣味・交際費20,000円50,000円
衣服・美容代5,000円15,000円

 生活にかかる費用だけで絞れば、やはり一人暮らしより実家暮らしのほうが出費も少ないですが、そのぶん交際費や趣味・衣服などに充てる費用が多かったため、出費は増えるものの一人暮らしの方が節約志向が強くなることがわかりました。ただ、一人暮らしで最低限の暮らしをしているだけでも150,000円はかかってしまうため、社会人になったばかりの給料では一人暮らしが成り立たない可能性もあります。

 結果として実家暮らしから一人暮らし、今では家庭を持つ身になりましたが、出費は多くても一人暮らしで培った生活力が今の暮らしに生かされていると実感しています。反面、もう少し実家暮らしを経験して貯蓄を増やせばよかったという反省点もあり、一人暮らしをする前に今後の生活費や将来的な貯蓄について検討を重ねればよかったという思いもあります。

一人暮らしと実家暮らしそれぞれに向いている人

 これまでを総括して、一人暮らしと実家暮らしそれぞれに向いている人の特徴をまとめました。

【一人暮らしに向いている人】

  • 自立したい人
  • 通勤や通学に時間をかけたくない人
  • 他人の干渉を避けたい人
  • 自分好みのインテリアに囲まれて生活したい人
  • ある程度の貯蓄がある人
  • 何より一人で過ごす時間が好きな人

【実家暮らしに向いている人】

  • そばに頼れる人がいて欲しい人
  • 趣味や交際費にお金を回したい人
  • 貯金がしたい人
  • 寂しがり屋な人
  • 防犯性を重視したい人

まとめ

 一人暮らしや実家暮らしにかかわらず、工夫次第でデメリットをカバーすれば快適な暮らしも叶います。一人暮らしを始めて後悔しないためにも、生活費や生活スタイルをシミュレーションしたうえで新生活をスタートしましょう。

元・不動産メディア営業/現・不動産系ライター
岸山 海河 10本
有名不動産メディアSの創刊に関わり、地元〜大手不動産会社の物件広告を担当。2014年より不動産系ライターとして活動しています。引っ越し経験も多く、現在は片田舎に建てたマイホームに在住。部屋探しのワクワク感は今でも大好き!これまでの経験を生かしながら、沢山の人の「暮らし」に寄り添う記事を提供します。 資格:普通自動車、日本化粧品検定1級
元・不動産メディア営業/現・不動産系ライター
岸山 海河 10本
有名不動産メディアSの創刊に関わり、地元〜大手不動産会社の物件広告を担当。2014年より不動産系ライターとして活動しています。引っ越し経験も多く、現在は片田舎に建てたマイホームに在住。部屋探しのワクワク感は今でも大好き!これまでの経験を生かしながら、沢山の人の「暮らし」に寄り添う記事を提供します。 資格:普通自動車、日本化粧品検定1級

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