南足柄市ってどんな街?家賃相場はいくらぐらい?

大雄山を据え、季節ごとの自然をたっぷり感じられる南足柄市。市内に広がる豊かな自然はおいしい水ももたらしており、水の郷百選にも選ばれています。また、その恵まれた水のために、アサヒビールや富士フイルムなどの事業所や工場も多く立地しています。

都市からはかなり離れた場所に位置していますが、その豊かな自然と地域のあたたかいコミュニティは何にも変えがたいもの。今回は、そんな豊かな自然あふれる南足柄市についてまとめました。

南足柄市へのお住まいを検討しているかたはぜひ参考にしてみてください。

南足柄市ってどんな街?

南足柄市の起源は、1889年、町村制が施かれたことにより、周辺の村々が合併したことから始まります。ここで南足柄村が発足されたのち、1972年の市制制度の施行により、市が制定されました。

神奈川県の西部に位置し、箱根山の北東側の山稜にあたる南足柄市は、市域のほとんどをスギをはじめとした森林が占め、静岡県から流れる酒匂川の支流「狩川」が流れています。

以下では、南足柄市を人口や、地理的な側面からまとめてみました。

南足柄市の人口と大きさ

南足柄市の人口は令和元年6月1日の推計人口で41,969人。世帯数は16,581世帯で、神奈川県では最も人口の少ない市です。2000年頃を境に人口は減少傾向にあり、特に山間部における地域の過疎化が進んでいます。

区の総面積は77.12㎢。市域の約7割を森林が占めており、その豊かな自然環境は自然環境保全地域に指定されています。と同時に、南足柄市は豊富な水量を誇っており、なんと湧水が確認されているのはなんと30カ所以上。災害時においても、断水などの危険が少ない地域です。

気温は年較差や湿度が比較的低く、夏も冬も過ごしやすい気候となっています。

ちょっと田舎で、ちょっと都会の田舎都市

南足柄市は、都心へは1時間半ほどのロケーションでありながら、水にも空気にも大変恵まれた田舎都市です。市では就農支援や空き家バンクなどの支援も充実しており、住んでいる人のなかには、「平日は新宿、週末は畑」といった暮らしをしている人もいます。

物価や地価が安い南足柄市では、同じコストでも横浜や都心では絶対に手に入らないような広い家に住んだり、美味しい野菜を手に入れることができるのです。

南足柄市の交通について

南足柄市内の駅は都心へのアクセスに時間がかかってしまい、通勤・通学場所によっては不便を感じるかもしれません。しかし、住む場所によっては、新松田駅を最寄り駅にすることができるため、そこから小田急線を利用して首都圏へも1本で行くことができます。

一方、山のイメージが強いため意外かもしれませんが、南足柄から海岸沿いへは車で20分ほど。マリンスポーツが好きな人にも嬉しいエリアとなっています。

ここでは、南足柄市内で利用できる交通機関や道路などをご紹介します。

南足柄市を走る鉄道は1つ

南足柄市を走っている鉄道は、「伊豆箱根鉄道」の「大雄山線」のみです。

南足柄市を走る電車は12分に1本の間隔で出ているため、特に不便することなく小田原方面へはでかけることができます。

一方で東京へ出るとなると、一度小田原へ出るか、あるいはバスなどで小田急線の駅まで行く必要があります。定期的に都内に出る必要がある方は、住まいを東京方面への電車を基準にして決めるのが得策かもしれません。

南足柄市内にある駅一覧

南足柄市内にある駅は、以下の1路線6駅です。

  • 伊豆箱根鉄道 大雄山線
     「相模沼田駅」「岩原駅」「塚原駅」「和田河原駅」「富士フイルム前駅」「大雄山駅」

中心となっているのは大雄山駅で、主要な施設などはここに集まっています。近年は外食チェーンやコンビニ、ちょっとしたスーパーなども開店し、以前と比べて便利になりました。

主要駅までの所要時間

ここでは、南足柄市において中心となる「大雄山駅」からの、横浜・東京各方面の主要駅までの所要時間をご紹介します。

どの駅へ出るにも伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山駅」から「小田原駅」に行く必要があります。ここまでの所要時間は約21分。そこから、それぞれ下記のような経路を辿ります。

・横浜駅 約55分(JR東海道本線)

・品川駅 約30分(東海道新幹線)

・新宿駅 約95分(JR湘南新宿ラインあるいは小田急線)

・東京駅 約85分(JR東海道本線)

・池袋駅 約102分(JR湘南新宿ライン)

また、住む場所によっては小田急線の駅が最寄り駅になり、その際は特に新宿方面へのアクセスにかかる時間がぐっと短くなります。

南足柄市内にある道路について

南足柄市から各方面に出るには、東京方面、名古屋方面、いずれにせよ大井松田インターチェンジを経由します。そこから東京インターチェンジへは約60分、名古屋インターチェンジへは約180分で出ることができます。

また、道路情報とは異なりますが、周辺の標高は500mを超える所もあるため、この地域ではよく雪が積もります。凍結で立ち往生しないためにも、冬場はチェーンの用意が必須です。

南足柄市にある主要施設

ここでは、休日などにぜひ訪れてみたい南足柄市の名所や、生活する上で必須となってくる主要施設をご紹介します。

南足柄市の名所

大雄山最乗寺

出典: 南足柄市

大雄山最乗寺は1394年(応永元年)に初めて建てられた、古く、由緒ある曹洞宗のお寺です。創建に携わったとされる道了という僧が、お寺の完成と共に天狗となり、山中に身を隠したという伝説から、別名「道了尊」ともされています。

寺の境内にはこの天狗となった道了にちなみ、多くの下駄が奉納されており、大小さまざまな高下駄が飾ってあるのが見どころ。仁王門から続く参道には樹齢500年以上もの杉並木もがうっそうと茂っており、圧巻です。

夕日の滝(金太郎生家跡、金太郎遊び石)

出典: 南足柄市

金太郎の産湯に使われたと伝えられる、落差23m、幅5mの滝です。名前の由来は、夕日がよく映えるその美しさから来たとも、毎年1月半ばに滝口に夕日が沈んで見えることから来た、とも言われています。

夏は新緑、秋は紅葉が美しく、夏は多くの家族づれなどがキャンプやバーベキューを楽しみにこの地を訪れます。

毎年、山伏利用者の安全を祈願した「夕日の滝びらき」が行われており、時期などは南足柄市のホームページなどで確認することができます。

商業施設

かつては静かで、穏やかな田舎といった風貌の大雄山駅周辺編でしたが、最近は小さい買い物をする場所も増えました。

「小田原百貨店」や「ヤオマサ」、「TSUTAYA」に「クリエイト」、それに調剤薬局なども敷設している「ウェルシア」などもできました。
駅近くには「スターバックス」といった、一休みできるカフェなどもあります。

しかし一方で、住む場所によっては上記のような大型のスーパーやコンビニ、レストランなどが付近に少なく、移動手段は車が基本となります。住む場所の目処がある程度たったら、事前に住まい周辺の情報はよく調べておきましょう。

南足柄市の家賃相場

最後に、大雄山駅周辺の家賃相場をご紹介します。南足柄市に住もうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

大雄山駅の家賃相場

・ワンルーム 3.30万円

・1K 4.4万円

・1DK 5.0万円

・1LDK 5.5万円

・2DK 5.10万円

・2LDK 5.60万円

・3LDK 6.50万円

南足柄市の物件探し まとめ

都内までは距離がありますが、ほどよく田舎でありながら、スーパーやコンビニ、ホームセンターには不便しない「田舎都市」、南足柄市。

そんな便利な街でありながら、少し離れた山の裾には昔ながらの暖かい里山の風景が広がり、開成町には水車、大井町には菖蒲園、川の辺りには蛍と、新宿からわずか1時間ほどとは思えないのんびりとした光景が広がります。

都会の喧騒とは離れて生活したい人や、のびのびとした環境で子育てしたい人に、ぜひおすすめしたい街です。

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