結婚を見越したカップルの物件の探し

新型コロナウイルス感染症の流行もあり、同棲を諦めたものの、少し落ち着いてきたことを理由に、結婚を見越して物件を探しているカップルも多いでしょう。ひとり暮らし用の物件を探す場合と比べて、結婚を見据えて物件を探す場合は、意識するべきポイントがあります。

今回は、結婚を見越したカップルが物件を探す際の秘訣をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

結婚を見越したカップルが物件を探すタイミング

結婚を見越したカップルが物件を探し始めるタイミングは、どのような物件を探しているかによって変わります。こちらでは、3つのパターンをご紹介します。

その他の方の物件探しのタイミングについて、こちらの記事をご覧ください。

4~5月

結婚を見越したカップルが、今後の物件を探す場合、4~5月が最適といわれています。本来、年明けから3月で引越しシーズンが終了し、4~5月は物件数が少なくなる傾向にあります。そのため、一見するとカップルの物件探しには適していないように見えます。しかし、年明けに流通する物件は、主に「ひとり暮らし向け」であり、カップルが求める広さのある物件はあまり出回っていません。

カップルに向けたある程度広さのある物件は、6月のブライダルシーズンを前に多く流通する傾向があります。そのため、結婚を見越して物件探しをするのであれば、4~5月が良いでしょう。

4~5月は、ゴールデンウィークがあり、物件探しに時間をかけられるのポイントです。引越しが決まっていれば、その時期に家を片付けたり、準備したりが可能です。

6~8月

引越し代を安く済ませるのであれば、6~8月がおすすめです。この時期は、不動産業界や引越し業界の閑散期であり、引越し料金をもっとも安く済ませることができます。

また、繁忙期と比べてお客さんも減っているため、不動産会社の担当者に時間をかけて接客してもらえるのもメリットです。不動産ポータルサイトなどに載っていない物件を提示してもらえる可能性も高まります。大家さんとしても、この時期に入居者を確保できるのは大きいため、家賃交渉やフリーレントの交渉もしやすくなります。

9~10月

結婚を見据えて新築物件に住みたいと考える場合は、9~10月がおすすめです。9~10月は、新築で完成した物件が多く出回る時期で、多くの候補から希望の物件を探すことができます。

9~10月は、暑さも一段落している時期であり、気分的にも探しやすいのがメリットです。また、年末に向けて結婚するカップルも増えるため、不動産会社も気合を入れて物件の提示を行います。

住む場所を決める場合のポイント

カップルが2人で生活する場合、住む場所やエリア決めが大切になります。どちらかひとりの意見を優先すると、後々の不満につながる可能性があります。その際のポイントは、以下の6つです。

  • お互いの勤務先の中間地点を選ぶ
  • 家賃相場を考慮して最寄り駅を選ぶ
  • 繁華街の周辺は避ける
  • スーパーやコンビニなど買い物に行ける場所が徒歩圏内にあるか
  • 線路や高速道路の周辺は避ける
  • 自宅の周りに騒音の出る施設がない

間取りは何がベスト?

2人で暮らす場合、間取りについてはさまざまな意見があるでしょう。常に一緒にいることができる「1LDK」、家賃を抑えることができる「1DK」、お互いのプライベートを重視できる「2DK」など。

ただ、結婚後も考えて物件を選ぶのであれば、「2LDK」の間取りがおすすめです。2LDKの間取りは、2部屋に加えてリビングダイニングキッチンが10畳あり、スペースにかなりゆとりがあります。同棲の段階であれば、お互いのプライベート空間を確保することができ、子供が生まれた後は1部屋を子供部屋にすることができます。

2LDKの間取りのデメリットといえば、どうしても賃料が高くなってしまう点にあるでしょう。都市部や人気エリアで2LDKの間取りの物件を探すと、10万円を超えるケースも珍しくなく、賃料を抑えたい方にとっては懸念点になる可能性があります。その場合は、間取りかエリアかを我慢する必要があるでしょう。

避けるべき物件の特徴とは

カップルが結婚を見越して物件を決める際、後悔しないためには、「理想の物件を探す」のではなく、「避けるべき物件を選ばない」ことが大切です。以下では、避けるべき物件の特徴をいくつかご紹介します。

  • 収納スペースが狭い
  • 防音性能が低い
  • シャワーの水圧が弱い
  • 玄関のドアが狭い
  • インターネット無料物件
  • 1階にコンビニや飲食店が入っている

それぞれのデメリットについて、下記の記事で解説しています。ぜひご覧ください。

まとめ

結婚後を見据えて家を探す場合は、さまざまな点を考慮する必要があります。なお、家賃については、「2人の手取りの合計額の3分の1」程度といわれています。何かお困りのことがあれば、ぜひネクストライフまでお問い合わせください。

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