テラスハウス型賃貸物件とは?特徴やメリットを解説

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不動産ポータルサイトなどで賃貸物件を探していると、「テラスハウス型物件」と記載されている物件を見かけることがあります。「テラスハウス」とはいっても、あの有名なドキュメンタル番組のことではありません。

今回は、テラスハウス型賃貸物件の特徴や、実際に住む際のメリット・デメリットなどをご紹介します。

テラスハウス型賃貸物件とは?

賃貸物件のひとつの形態である「テラスハウス型住宅」。有名なドキュメンタル番組の影響もあり、「テラスハウス型住宅=多くの住民で共同生活をする住宅」と考えている方も多いでしょう。

しかし、実際のテラスハウス型住宅は共同生活用の住宅ではありません。テラスハウス型住宅は2階建てや3階建ての長屋のことを指します。複数の長屋が連なっているのが一般的です。

テラスハウス型住宅の内部は、メゾネットタイプになっていて、内階段で1階と2階や3階を行き来します。

メゾネットタイプの住宅については、こちらの記事をご覧ください。

メゾネットタイプの住宅にはマンションもありますが、テラスハウス型住宅はそれぞれの住戸が独立しているため、マンションのように共用エントランスなどはありません。

テラスハウス型は欧米でよく見られる住宅の形で、日本ではあまり普及していません。しかし、近年増えつつあるため、今後主流となっていくかもしれません。

タウンハウスとの違い

テラスハウスとよく似た住宅の種類に「タウンハウス」があります。一戸建てが連なったような構造は類似しています。

両者の違いは、テラスハウスが敷地を住人間で分けているのに対して、タウンハウスは敷地を住人間で共有しているのが特徴です。

ただ、どちらも戸建てと集合住宅の間のようなデザインとなっている点は共通です。

テラスハウス型賃貸物件に住むメリット

こちらでは、テラスハウス型賃貸住宅に暮らすメリットをご紹介します。

戸建てで生活する感覚を味わえる

テラスハウス型住宅は、戸境壁を共用しているものの、1階から2階、3階までを自分で活用できるのが特徴です。玄関先で出入りに困ることもなく、庭先には駐車場が設置されていることもあります。

「将来は戸建てで生活したい」「戸建てに似たお部屋を借りてみたい」などの考えがある場合は、テラスハウス型住宅を選ぶのが良いかもしれません。

ガーデニングを楽しめる物件が多い

テラスハウス型には、各戸の住人ごとにガーデニングスペースが設置されているケースもあります。そのため、自宅で手軽にガーデニングを楽しみたい、という方にもおすすめの物件です。

1階と2階で使い方を分けられる

前述の通り、テラスハウス型賃貸住宅は、1階と2階や3階などに分かれているのが基本です。そのため、各階ごとに使い方を分けられるのがメリットです。

1階部分は収納をメインにしたスペース、2階は居住スペースなどといった使い分けが可能です。

また、テラスハウス型住宅は縦に大きなレイアウトになっているため、風通しや日当たりが良い点もメリットといえるでしょう。

共同生活にも適している

テラスハウス型住宅を共同住宅用の建物と考えている方も多いですが、実際テラスハウス型住宅は共同生活にも適しています。実際のシェアハウスでも、テラスハウス型を採用しているケースは少なくありません。

その理由は、テラスハウス型住宅が1階と2階や3階が分かれた構造となっているため、生活スペースの分離や共同スペースとプライベートスペースを分けたりしやすいためです。

テラスハウス型は、「ルームシェアを活用して家賃を安価に抑えたいけど、ひとりになれるようなプライベート空間も確保したい」といった要望に柔軟に応えられる住宅です。

庭付きの物件もある

戸建て住宅に近い性質をもつテラスハウス型住宅は、各建物ごとに庭が付いていることがあります。ガーデニングやペットを飼う場合にも適した住宅です。

賃貸マンションやアパートでは、庭付きの物件はほとんどありません。専用の庭付きの物件をお探しであれば、テラスハウス型住宅を探してみるのも良いでしょう。

テラスハウス型賃貸物件に住むデメリット

テラスハウス型賃貸物件にはさまざまなメリットがある一方、住む場合には気をつけるポイントもあります。こちらでは、テラスハウス型住宅に住むデメリットを3つご紹介します。

物件数が少ない

テラスハウス型住宅最大のデメリットは、不動産ポータルサイトなどに掲載されている物件数が少ない点です。

少ない選択肢の中からイメージに合った物件を選ぶ必要があるため、なかなか見つからない可能性もあります。テラスハウス型住宅一本に絞って物件を探している場合は、ある程度時間がかかると見込んでおく必要があるでしょう。

居住スペースが狭くなりやすい

テラスハウス型住宅では、各階ごとに異なる役割をもたせるのが一般的なため、どうしても居住スペースが狭くなってしまうのが特徴です。

連棟式の建物のため、両端の家以外は窓が少ないのもひとつの原因かもしれません。

遮音性に不安のある建物もある

テラスハウス型住宅は一軒家に近い役割をもっていますが、通常の一軒家と異なり、隣家との間には壁が1枚しかありません。

そのため、なかには遮音性に不安のある建物も少なくありません。内見時に建物の防音性能を確認しておく必要があるでしょう。

テラスハウス型賃貸物件はどんな方に適している?

テラスハウス型住宅に向いているのは、以下のような方です。

  • おしゃれな物件に住みたい方
  • 生活スペースとその他のスペースを分けたい方
  • 戸建てに似た物件で生活したい方

ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

テラスハウス型住宅はそれほど多く出回っていませんが、一部の方には人気の高いタイプの物件です。とくに、生活スペースを分けたい方は、探してみてはいかがでしょうか。

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