賃貸に住みながら賢く節約して貯金を増やす家計管理術
「将来マイホームを購入したい」「貯金をして旅行をしたい」など、賃貸暮らしを続けながら貯金をしたい人も少なくないのではないでしょうか。賃貸暮らしは毎月の家賃が発生するため、貯金が難しいと感じるかもしれません。しかし、賢く家計管理をすれば、賃貸暮らしでも十分に貯金を増やし、将来の夢や目標を実現することができます。
そこで本記事では、賃貸暮らしの方に向けて、賢く節約して貯金を増やすための具体的な方法と、家計管理のポイントを詳しく解説します。
【固定費の見直し】毎月の支出を大幅カットする4つのポイント

賃貸暮らしに必要な固定費には、以下が挙げられます。
- 家賃
- 光熱費
- 通信費
- 保険料
家計の中で大きな割合を占める固定費。ここを見直すことで、毎月の支出を大幅にカットし、貯金に回せるお金を増やすことができます。では、上記で挙げた4つの固定費について、見直すポイントをご紹介しましょう。
家賃
- 相場を把握する
- 築年数や駅からの距離
- 不要な設備を見直す
- 契約時や更新時は減額交渉のチャンス
引っ越しを検討する際は、希望エリアの家賃相場をしっかり把握し、予算に合った物件を選びましょう。築年数が古い物件や、駅から少し離れた物件は、家賃が比較的安く設定されていることが多いです。また、オートロックや宅配ボックスなど、自分にとって本当に必要な設備を見極め、不要な設備は妥協することも検討しましょう。
また、契約時や更新時に家賃の減額交渉を行うのも一つの方法です。インターネットの不動産情報サイトや地域の不動産会社に問い合わせるなどして、自分の物件と類似した条件の物件の家賃を調べましょう。もし、周辺の家賃相場が下がっているようであれば、その情報を交渉材料として提示できます。
家賃の減額交渉を試みる際は、「周辺の家賃相場が下がっているため、家賃の見直しをお願いしたい」「長期間住み続けており、今後も大切に利用したい」など、具体的な理由と要望を伝えることが重要です。
光熱費
- 電力会社・ガス会社の見直し
- 節電・節水
- 家電の見直し
今は電力自由化により、さまざまな電力会社が登場しました。実は、一戸建てのみならず賃貸物件においても電気の契約会社を変更することが可能です。複数の会社を比較検討し、自分のライフスタイルに合ったプランを選びましょう。
また、こまめな消灯やシャワーの時間を短縮するなど、日々の生活の中で節電・節水を意識するのもおすすめです。省エネ性能の高い家電に買い替えれば、長期的に光熱費を削減することもできるでしょう。
通信費
- 格安SIMへの乗り換え
- Wi-Fi環境の整備
- 不要なオプションの見直し
スマホの契約を大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、通信費を大幅に削減できる場合があります。乗り換え先によっては、1ヶ月あたりの月額料金が4,000円以上安くなるとも言われているため、家計の節約に効果的と言えるでしょう。
また、自宅にWi-Fi環境を整備することで、スマホのデータ使用量を抑えることができます。ほとんど使っていないオプションは、解約することも検討しましょう。
保険料
- 保険の見直し
- 保険料の比較
まず、現在加入している保険の内容を定期的に見直すことから始めましょう。ライフステージの変化や家族構成、収入状況などによって、必要な保障内容は変わってきます。例えば、独身時代に加入した保険が、結婚や出産を経て家族が増えた今も最適とは限りません。定期的な見直しを通じて、現在の自分にとって本当に必要な保障だけを選び、無駄な保険料を削減しましょう。
また、複数の保険会社を比較検討することも重要です。同じ保障内容でも、保険会社によって保険料は大きく異なる場合があります。インターネットの一括見積もりサイトや、保険の専門家であるファイナンシャルプランナーなどを活用し、複数の保険会社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
【貯蓄の仕組み化】無理なく貯金を増やす

貯金が苦手な人は、先取り貯金や自動積立など、貯蓄の仕組み化を取り入れることで、無理なく貯金を増やすことができます。貯蓄専用の口座を開設し、生活費の口座と分けることで、貯蓄額を明確に把握し、使い込みを防ぐこともできるでしょう。
先取り貯金
給与が振り込まれたら、まず一定額を貯金に回し、残ったお金で生活するようにしましょう。自動積立定期預金などを利用すると、毎月自動的に貯金ができるので便利です。自動積立定期預金は、自分で貯金する手間を省き、気づかないうちに貯蓄額を増やせるため、忙しい方や貯金が苦手な方にとって心強い味方となるでしょう。
目標設定
具体的な目標金額と達成時期を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。目標を達成するまでの道のりを可視化し、進捗状況を確認できるようにするのも効果的です。 目標を達成したら、自分にご褒美を与えるなど、楽しみながら貯金を続けましょう。目標を達成するたびに、小さなご褒美を設けることで、貯金に対するモチベーションを維持しやすくなります。
家計簿アプリの活用
家計簿アプリを利用することで、日々の支出を簡単に把握し、無駄な支出を見つけやすくなります。特に、レシートをスマホで撮影するだけで自動的にデータが取り込まれる機能や、銀行口座やクレジットカードとの連携機能があるアプリは、手間を大幅に削減できるため、家計簿が続かないという方にもおすすめです。
また、グラフなどで視覚的に家計の状況を把握できるので、モチベーション維持にもつながります。多くの家計簿アプリには、予算設定機能や目標貯金額の設定機能、支出分析機能などが搭載されています。自分の目標やライフスタイルに合わせてカスタマイズすることで、より効果的に家計管理を行うことが可能です。
マイホームの購入にはいくら貯金が必要?

賃貸暮らしをしている人の中には、将来マイホームの購入を希望している人も少なくないでしょう。そんなとき、まず気になるのが「いくら貯金が必要か」という点です。
一般的に住宅購入時には、物件価格の10〜20%程度の頭金が必要とされています。たとえば3,000万円の物件であれば、300万〜600万円が目安です。
これに加えて、仲介手数料や登記費用、住宅ローンの事務手数料などの諸費用も必要で、これらは物件価格の5〜10%程度かかることがあります。さらに、引っ越し費用や家具・家電の購入費用も考慮すると、最低でも物件価格の15〜25%ほどの貯金があると安心です。
ただし、金融機関によっては頭金ゼロでもローンが組める場合もありますが、借入額が増える分、毎月の返済額や金利負担も大きくなります。無理のない返済計画を立てるためにも、余裕を持った資金準備を心がけることが大切です。
まとめ
賃貸暮らしでも、賢く家計管理をすれば、十分に貯金を増やすことができます。なかでも固定費は今すぐにでも見直せるはずです。生活に負担がかからないよう、貯蓄を仕組み化して少しずつ貯金を増やしていきましょう。また、モチベーション維持のために目標額を設定したり、ご褒美を設けたりするのもおすすめです。目標のためにはいくら貯金が必要なのか、逆算して考えながら貯蓄を始めましょう。