海老名市ってどんな街?家賃相場はいくらぐらい?

横浜市や川崎市と並んで神奈川県の中心都市として多くの人が行き交う海老名市。道路・鉄道ともに発達しているため、住む人だけでなく働きに来る人なども多い街です。東京や横浜などのベッドタウンとしても人気のある海老名市ですが、住むとなるとどのような街なのでしょうか。今回は、海老名市が一体どんな街なのか、その家賃相場なども併せてご紹介します。

 

海老名市ってどんな街?

海老名市は、神奈川県のほぼ中央に位置する街で、現在は景観行政を司る「景観行政団体」としての役割も与えられています。東京都心から電車で1時間ほど、横浜からは数十分という距離にあることから、これらのベッドタウンとして人気を集めています。

海老名駅や周辺の再開発事業によって都会のイメージの強い海老名市ですが、元々は県内有数の穀倉地帯であり、自然と人がうまく共存していると言えるでしょう。

1940年(昭和15年)に前身である海老名町ができ、翌年海老名駅が建設されました。その後、有馬村などを吸収合併し、1971年(昭和46年)現在の海老名市となりました。

そんな海老名市はどんな街なのでしょうか。

海老名市の人口と大きさ

海老名市の人口は、2018年10月1日の推計人口で132,641人となっており、県内で13番目に多い数字です。もっと人が集まっているイメージがあるので意外かもしれません。

面積は26.6㎢で、これは県内で16番目の大きさです。

大都市のイメージのある海老名市ですが、鉄道や道路の発達により産業の中心地としての役割が多くなり、住むというよりは働く場所になりつつあるのかもしれません。

神奈川県の交通の要衝である海老名市

海老名市といえば、やはり交通の便が県内でもトップクラスに発達している街というイメージがあります。

車を運転する方もしない方も、「海老名JCT」「海老名SA」という名前をテレビなどで聞いたことがあるのではないでしょうか。毎日のように渋滞しているスポットですが、海老名JCTは東名高速道路と首都圏中央連絡自動車道を結んでいます。そのため、全国各地から首都圏を訪れる方、逆に首都圏から地方へ行く方の多くが利用しています。

このように海老名市は、神奈川県だけでなく日本にとっても重要な交通の要衝と言えます。

 

海老名市の交通について

関東地方の交通の中心地でもある海老名市。そんな海老名市を支えている鉄道や道路について見ていきましょう。

海老名市内を走る鉄道は4線路

海老名市内を走っている鉄道は以下の4つです。

・小田急電鉄小田原線

・相模鉄道本線

・相模鉄道厚木線

・JR相模線

JRだけでなく小田急線なども通っているため、海老名市内から各地への移動がしやすくなっています。その他にも路線バスなども充実しているため、車を持っていなくても公共交通機関だけで生活できる街と言えるでしょう。

海老名市内にある駅一覧

・小田急電鉄小田原線

海老名駅-厚木駅

・相模鉄道本線

さがみの駅-かしわ台駅-海老名駅

・相模鉄道厚木線

貨物線のため駅なし

・JR相模線

海老名駅-厚木駅-社家駅-門沢橋駅

このように、すべての線路が海老名駅でつながっており、海老名駅は市内の中心駅としてもっとも利用者の多い駅となります。海老名市内に住む場合は、必ず利用することになるでしょう。

主要駅までの所要時間

次は、市内の中心駅である小田原駅から神川県内・東京都内の主要駅までの所要時間を確認してみてましょう。通勤・通学の際の参考にしてください。

・横浜駅 25分(相模鉄道本線乗り換えなし)

・川崎駅 46分(相模鉄道本線に乗り横浜駅でJR上野東京ラインに乗り換え)

・新宿駅 46分(小田急電鉄小田原線乗り換えなし)

・渋谷駅 52分(小田急電鉄小田原線に乗り下北沢駅で京王井の頭線に乗り換え)

・町田駅 11分(小田急電鉄小田原線乗り換えなし)

このように、県内のターミナル駅の役割も果たしている海老名駅からは、各地の主要駅まで乗り換えの回数を最小限にして移動することが可能です。海老名駅周辺に住む場合は、電車での移動がメインとなるでしょう。

海老名市内にある道路について

公共交通機関の発達している海老名市ですが、先ほど紹介したように海老名JCT・海老名SAなどもあり、道路事情の発達も目覚ましい地域です。

高速道路としては、東京都から神奈川・静岡・愛知県を結ぶ「東名高速道路」の他、東名高速道路の渋滞緩和のために造られた「新東名高速道路」、東京都から埼玉・茨城・千葉県を結ぶ「首都圏中央連絡自動車道」があります。

また、都内だけでなく神奈川・静岡県を結ぶ「国道246号」は市内の中心的な道路として、多くの人が利用しています。

 

海老名市内にある主要施設

次は、海老名市内にある主要施設をご紹介します。海老名市に住む際は、お世話になるかもしれません。

公共施設

相模国分寺

相模国分寺は、奈良時代に建立された国分寺で、全国の国分寺の中で最初に国の史跡に指定されたとして有名です。

また、周囲には歴史公園も整備されているので、小さなお子さんと散歩がてら訪れるのもいいかもしれません。

えびな市民活動センター

公民館や青少年会館など、複数の役割を統合した施設が「えびな市民活動センター」です。市民のさまざまな活動の場となるだけでなく、市民交流の場としても利用されていて、プールや多目的室・トレーニングルーム・などが完備されています。

災害時には避難場所にもなるため、一度ご自分の目で確認しておくとよいでしょう。

利用するには事前登録が必要なので注意してください。

商業施設

ららぽーと海老名

2015年10月に誕生した「ららぽーと海老名」は、市内の中心的なショッピングモールとして利用されています。

ファッションだけでなく生活雑貨や飲食店をなども多く入っているので、休日は家族連れが多く訪れます。1日では回りきれない数の店舗があるので、海老名市に住む際は必ず利用することになるでしょう。

ビナガーデンズテラス

食事を思いきり楽しみたいなら「ビナガーデンズテラス」がおすすめです。海老名駅から徒歩2分のところにある食のテーマパークで、カフェやレストラン・居酒屋まで大人向けのご飯屋さんが立ち並んでいます。

さまざまな種類のお店があるので、その日の気分に合わせて食事を楽しむことができるでしょう。

駅から近いということもあって、仕事終わりの会社員の方なども多いですが、デートで使えるような雰囲気のいいお店もあります。

 

海老名市の家賃相場

最後に、海老名市の中心駅である海老名駅付近の家賃相場をご紹介します。海老名市に住む際の参考にしてください。

海老名駅の家賃相場

・ワンルーム 6.05万円

・1K 7.17万円

・1LDK 7.46万円

・2DK 8.53万円

・3DK 10.70万円

・3LDK 14.43万円

 

海老名市の物件探し まとめ

交通の便が発達している海老名市は、神奈川県内だけでなく東京都内や千葉県・埼玉県などに通勤・通学する方が住むのにも適した街です。適度な都会感と自然の調和を感じながら生活することができるでしょう。

また、中心駅である海老名駅でも家賃がそれほど高くないため、一人暮らしもしやすい傾向にあります。さらに家賃を抑えたいという場合は、さがみ野駅やかしわ台駅周辺の物件を探してみるといいかもしれません。

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