住みたい街の暮らし方。〜みなとみらい・桜木町編〜

simpαtixの髙井つき奈さんが東京、神奈川周辺の街の良さをご紹介する『住みたい街の暮らし方。』記念すべき第1回はみなとみらい・桜木町にスポットをあてます。

初めまして、高井つき奈と言います。

このたび賃貸の森さんで連載を持たせていただくこととなりました。

私が足を運んだ街で、その街の暮らし方や過ごし方について実際に歩いて見て食べて体験したものを物や場所を通して「この街に住んだらこんな風に暮らしたいな」を書き連ねていく予定です。

読んでくださっている方には知っている街のさらに知らない魅力を発見していただいたり、知らない街については新しくいいところを知っていただけるような連載になればいいなと思います。

また主に東京・神奈川エリアを中心の良い街の良いところを紹介して行きたいと思っていますので、引越しを考えている方の参考材料や東京神奈川以外にお住まいの方にはお出かけの際に楽しめるような存在になれたら嬉しいです。

それではこれからどうぞよろしくお願いします。

みなとみらいとは?

第一回目に紹介したいのは『みなとみらい』のエリアです。

この辺りはとても栄えていて横浜らしい観光スポットが集まっているので、一度は訪れた方も多いのではないでしょうか?

最近ではロープウェイができたりと更なる観光地化が進んでいる街の一つかなと思います。

元々みなとみらい駅から歩いて行ける範囲には赤レンガ倉庫や横浜ぷかりさん橋、アンパンマンこどもミュージアムなどのジャンルも幅広く観光施設が多く年代性別問わず楽しめる印象。

都内に比べると少しだけ空が広くて道も歩きやすい印象で、ゆったりと過ごしたい週末にはぴったりで自分自身も何度か訪れている街の一つです。

そんな魅力の多い街で私からみた選りすぐりの好きな場所、魅力的なものを今回はご紹介したいなと思います。 よかったら最後まで読んでみてください。

お気に入りの場所

この煌びやかな眺め!こちらは横浜ランドマークタワーからの夜景です。

みなとみらい周辺は夜景が美しいことで有名ですが、ここからの眺めは宝石のようにキラキラした街並みが一望できてまさに絶景。

しかもタワーからは360度さまざまな角度から景色を眺めることができるので横浜の夜景を味わい尽くすにはぴったりの場所です。

この時は横浜スタジアムでナイターが開催されており、スタジアムの明かりが煌々と辺りを照らしていて遠くからでも楽しげな様子が伝わってきて心まで照らされるような気持ちになりました。

飲み物を販売しているカウンターもあり椅子に座りつつお茶などを飲みながら夜景を眺められるため、のんびりと一息つくにもおすすめな場所です。

こんな素敵な景色が日常的に見れるのは贅沢ですよね、思い立った時にこの景色が見られるなんてどんな贅沢なのでしょう。

パシフィコ横浜やぴあアリーナという会場もあるので好きなアーティストがいる方やライブ好きな方にも最高の立地ですし、横浜スタジアムが近いので野球が好きな方は家からそう移動せずに野球観戦に行ける楽しみも増えるのかしらなんて思いました。

また、これだけ都会的だとスーパーなどの日常使いできる買い物施設はあるのかな?と気になったのですが駅から少し歩くと「オーケー」や「成城石井」があるということを発見しました。意外とあるものですね。

個人的には買い物をしたいなという時は使い勝手的に「オーケー」か「マルエツ」か「いなげや」があるとラッキーと思うのですが、日常遣いスーパーとは別括りで「成城石井」があるのはやっぱり嬉しいポイントですよね。お惣菜も美味しいですし調味料などでちょっといいものが欲しい!というタイミングも多いので、これはなかなか理想的な並びではないかと感じました。

とはいえ、私が数年前に住んでいたお家の最寄りスーパーでは激安を優先にした結果なのか半分溶けたレタスなどが売っていたりして怖かったので、嬉しいハードルがかなり低くなっており『溶けかけたレタスが売っていないスーパー』というだけで本当にありがたいなと思ってしまいます。

おしゃれな街を紹介するのにこんな話をしてしまって恐縮なのですが、観光にも生活にも長けている街ということで益々魅力的に感じてしまいました。 お仕事や外出帰りにも買い物の選択肢があるとワクワクしますよね。

好きな一品

横浜といえばなんと言っても「崎陽軒のシウマイ弁当」が大好きです。

好きといっておいてなんなんだという話ですが、実は私はシュウマイの肉肉しさが結構苦手で唯一食べられるシュウマイ(シウマイ?)が崎陽軒のシウマイというくらい特別なシウマイなのです。

理由としては崎陽軒のシウマイは肉肉しいというよりはホタテのうまみの方が香りが強くて、この絶妙な旨みのバランスが最高なんですよね。

そんなシウマイ弁当は販売されているお店が限られているので、目についたら買ってしまいがちな食べ物の一つ。

俵形に8分割されているお米は蒸気で炊かれていてもっちりしているのが特徴的。

そのおかげで冷めてももっちりとしていて、なおかつ容器が薄い木の板「経木」でできているため少し木の香りがしてそれがたまらないのです。

なんと1954年(昭和29年)から愛されているロングセラー商品ですが、おかずなどの細かな変化はあったもののお弁当そのものの魅力が形を変えず愛されているというのは更に

ところで私はこのお弁当のおかずの食べ方として

「筍煮1/4→シウマイ→魚半分→筍煮2/4→シウマイ→唐揚げ半分→シウマイ→卵焼き→シウマイ→昆布→唐揚げ半分→小梅→魚半分」というセットリストでやらせてもらっていることが多く、中盤は変動することはあれど「あんずをデザートにする」と「生姜をラストに持ってくる」の2点は外さないで生きてきています。

これを読んでくれている方は、どんな食べ方をするのだろう。気になるのでもしよかったらこっそり教えてください。

電車に揺られ6分ほどの横浜中華街入口にある『崎陽軒シウマイBAR店』にはシウマイ弁当はもちろん崎陽軒のグッズというものも販売されていて、シウマイ弁当のパッケージ柄のタオルケットやマスコットキャラクター「ひょうちゃん」のぬいぐるみやハンカチも販売しているので要チェック。ひょうちゃんのシュールな可愛さがなんとも言えないので是非直接見てみてほしいのです。 そして、上記に書いてあるようにシウマイ弁当は「シュウマイ」ではなく「シウマイ」なのがかわいいなと思っていたのですが、調べたら崎陽軒初代社長の訛りによって「シュウマイ」が「シウマイ」に定着したとの説があるらしいです。なんとも可愛らしい理由でした。思わぬ癒されに出会ってしまいました。

理想的な週末の楽しみ方

少し歩いたところにある赤レンガ倉庫では秋はオクトーバーフェスト、冬はクリスマスマーケットなどと季節ごとに行われるイベントがたくさんあるので「遊ぶぞ!」という気分の休日にはイベントに参加するのも楽しみの一つになりそうです。

休日はゆったり過ごしたいという方には、カフェからスタートということでこのエリアでオススメのおやつが水信フルーツパーラーラボのフルーツサンド。

フレッシュな果物に美味しい生クリームの相性が抜群なパフェやプリンアラモードも是非一度は食べていただきたいなと思います。

さらにこのエリアの楽しみ方でおすすめしたいのが、夜には野毛エリアに足を運んでお酒を飲むこと。

個人的にとってもアツいのは桜木町地下の「ぴおシティ」と「野毛町」の二つの場所。

新橋の地下街と似たような空気の「ぴおシティ」は一度吸い込まれるように地下に入ったが最後、ぴおシティ内ではしごをする以外できなくなる恐ろしい場所なのですがそれと同時に「いいところだった…」という思い出が強く残っている場所です。

いいところだったと言いつつも申し訳ないことに細かい記憶というのはあまりなく「なんか…美味しいお魚の刺身っぽい、何かを…食べたな…」という記憶にモヤがかかっている状態が大半な気がするので、このぴおシティには何か不思議な引力と魔力的なものがあるのではと思ってしまいます。

ちなみに泥酔したとかではないというのが本当にちょっと怖いポイントなので、これを読んだ方にも「ぴおシティ」に足を運んだ方がいたらお店の情報を教えていただき記憶を埋めて欲しい気持ちです。よろしくお願いします。

あとぴおシティ内の「浜っ子」というスーパーに行った時には、怖いくらいに安くやたら美味しいマンゴーがあったのでそこもチェックするといいかもしれません。

こんな魅力的なものを食べたから記憶が塗り替えられてしまったのかな。これだけ何故か覚えています。

これにより、野毛で飲むということは「ぴおシティで終焉を迎える」か「ぴおシティに吸い込まれず地上に這い上がる」の二択だと思うのですが、この地上に這い上がれた場合は是非「HITSUJI」というお店に行ってみてほしいです。 こちらのお店はクラフトビールや季節のサングリア、それに美味しくておしゃれなご飯がたくさんあって休日友人とゆっくり話す機会にうってつけかもしれません。

最後に

新横浜までも一回乗り換えで30分程度、桜木町まで歩いて電車に乗ればおよそ15分で着けてしまうため新幹線を良く利用される方にもありがたいアクセスのよさ。

ちなみに都内に出る時も渋谷までは乗り換えなしで30分、新宿や東京駅までも一時間以内で移動できるので横浜と東京を日常的に行き来することも可能なんじゃないかなと思います。

こうして想像していると「最寄ですか?あ、自分はみなとみらいですね…」の一言を言いたいがために住んでみたくなりました。

しかし、そう思っているうちは横浜に見合わないので考えごとみなとみらいに見合う大人になったら住んでみたいなと思います。

この記事から更にみなとみらいの街に魅力を感じてもらえたら嬉しいな、みなさん是非足を運んでみてくださいね。 では、また書きます。

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