初めて一人暮らしを始める人向け!各種契約手続き&準備リスト

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進学や就職が決まり、期待に胸を膨らませて迎える初めての一人暮らし。しかし、いざ準備を始めると「何を揃えればいいか分からない」「どんな手続きが必要なんだろう」といった不安や疑問が出てくるのではないでしょうか?本記事では、そんな初めての一人暮らしを控えるあなたに向けて、必要なものをカテゴリー別に徹底解説します。万全の準備を整えて、快適な一人暮らしをスタートさせましょう。

契約・手続き関係

まずご紹介するのは、賃貸契約やライフライン(電気・ガスなど)契約に関する流れや必要な書類についてです。

賃貸契約

賃貸物件を契約する際には、以下の書類や手続きが必要です。

  • 必要書類
    • 入居申込書
    • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
    • 連帯保証人に関する書類(連帯保証人の本人確認書類、収入証明書など)
    • 印鑑証明書
  • 手続き
    • 不動産会社への申し込み
    • 入居審査
    • 契約書の締結
    • 家賃の支払い
    • 敷金・礼金の支払い

契約の際は、契約内容をしっかりと確認し、不明な点は不動産会社に質問しましょう。

ライフライン契約

電気、ガス、水道は、入居前に契約が必要です。入居してすぐにライフラインが使用できるよう、前もって準備を進めましょう。

  • 電気
    • 契約会社を選ぶ
    • インターネットまたは電話で申し込み
    • 開栓日時の予約
  • ガス
    • 契約会社を選ぶ
    • 電話で申し込み
    • 開栓日時の予約(開栓時には立ち会いが必要)
  • 水道
    • 水道局に電話で申し込み
    • 使用開始日時の予約

インターネット回線が必要な場合も、事前に契約しておきましょう。

転居手続き

転居に伴い、以下の手続きが必要です。

  • 転出届 現在住んでいる市区町村の役所に提出
  • 転入届 新住所の市区町村の役所に提出
  • 国民健康保険 住所変更の手続き
  • 国民年金 住所変更の手続き
  • 運転免許証 住所変更の手続き
  • 郵便物転送サービス 郵便局に届け出

家具・家電

一人暮らしを始めるにあたって、家具・家電選びも必要です。限られたスペースで快適に暮らすためには、自分に合ったものを選ぶことが重要といえます。持ち合わせているものと照らし合わせながら、準備すべき家具・家電についてチェックしておきましょう。

家具

  • ベッド

マットレスとセットで、寝心地の良いものを選びましょう。居住スペースが狭い物件に住むなら、収納スペース付きのベッドもおすすめです。

  • ソファ

一人暮らしの場合は、コンパクトなソファがおすすめです。スペースを広くとりたいなら、ソファベッドという選択肢でもよいでしょう。

  • テーブル

食事や作業に使うテーブルは、高さや大きさ、デザインに注目して選びましょう。居住スペースの小さい物件なら、背の高いダイニングテーブルよりもローテーブルを選ぶことで空間が広く感じられます。

  • 収納家具

クローゼットや押し入れがない場合は、収納ケースや棚を活用しましょう。カラーボックスや可動タイプのラックなら、購入費用を抑えつつ自由度の高い収納が可能です。

家電

  • 冷蔵庫

自炊をする場合は、2ドア以上の冷蔵庫がおすすめです。一人暮らし用であれば、100~150L程度の容量が目安。ライフスタイルに合わせて選びましょう。

  • 洗濯機

主流の全自動洗濯機が便利です。家事負担を減らすなら、乾燥機能付きの洗濯機を選ぶのもよいでしょう。こまめに洗濯する人は5~6kgタイプ、週末にまとめ洗いする人は7~8kg程度の容量があると安心です。

  • 電子レンジ

自炊をする場合は、必須の家電です。自炊の機会が多い人は、オープン機能付きの電子レンジもおすすめ。一人暮らしなら、18~20L程度の容量が目安になります。

  • 炊飯器

自炊に欠かせない家電です。一人暮らしなら、3合炊きで十分でしょう。また、近年では電子レンジで炊飯できるグッズもあるため、茶碗1杯程度なら炊飯器なしでもご飯が炊けます。

  • 掃除機

一人暮らしなら、スティッククリーナーやロボット掃除機がおすすめです。居住スペースが限られているなら、すいすい動かせるコードレススティッククリーナーが便利。軽量、持ち運びしやすい、収納しやすいといったメリットがあります。

  • 照明器具

物件によって照明器具がついている部屋もありますが、もしもついていない場合はすべて自分で用意しなくてはなりません。シーリングライトやデスクライトなど、必要な場所に合わせて選びましょう。LED照明を使用すれば、電気代の節約にもなります。

調理器具・食器

調理器具や食器は、ホームセンターやキッチン用品店、雑貨店、100円ショップなどで一通りそろえることができます。ここで、一人暮らしを始めるのに必要な調理器具や食器をまとめてご紹介します。準備リストの参考にしてください。

調理器具フライパン・鍋・包丁・まな板・ボウル・ザル・菜箸・おたま・フライ返し等
食器茶碗・汁椀・皿・グラス・カトラリー(箸・スプーン等)

日用品・防災グッズ

日用品は、入居後すぐに必要になるものばかりです。防災グッズの優先度は低いかもしれませんが、何かあった時のために一通りそろえておくと安心できるでしょう。ここで、一人暮らしを始めるのに必要な日用品と防災グッズをまとめてご紹介します。

日用品トイレットペーパー・ティッシュペーパー・ゴミ袋・洗剤・スポンジ・タオル等
防災グッズ懐中電灯・非常食・防災ずきん・救急セット等

衣類・衛生用品ほか

もしも実家から独立して一人暮らしを始めるなら、まずは必要最低限をそろえておき、追って衣類や衛生用品などを送ってもらう方法もおすすめです。ここで、一人暮らしを始めるのに必要な衣類や雑貨について、まとめてご紹介します。

衣類普段着・下着・部屋着・タオル等
衛生用品・掃除用品などトイレットペーパー・ティッシュペーパー・生理用品・洗濯洗剤・柔軟剤・漂白剤・食器洗剤・お風呂洗剤・トイレ洗剤・洗濯ブラシ・バスマット・トイレマット・ゴミ箱等

インテリア用品

もしも備え付けのカーテンがない場合、自分でカーテンを調達しなくてはなりません。遮光カーテンやレースカーテンなど、必要なものを選びましょう。また、ダイニングテーブルを設置せず床で過ごす時間が長いなら、ラグを用意しておくのもおすすめです。床の保護や防寒対策になり、部屋もおしゃれになります。

カーテン以外のインテリア用品は、すぐに用意しなくてもかまいません。引っ越しを終え、必要に応じてそろえていけば理想の部屋作りをじっくり楽しむことができるでしょう。

まとめ

今回の記事では、これから一人暮らしを始める人に向けた準備物や手続きについて紹介しましたが、ライフスタイルに応じて必要なものは人それぞれ異なります。ゼロからすべてそろえるのは大変ですが、自分で選んだ家具や家電に囲まれ、自分だけの空間を作っていくのは、とても楽しいものです。優先順位をつけながら少しずつ買いそろえていきましょう。

元・不動産メディア営業/現・不動産系ライター
岸山 海河 10本
有名不動産メディアSの創刊に関わり、地元〜大手不動産会社の物件広告を担当。2014年より不動産系ライターとして活動しています。引っ越し経験も多く、現在は片田舎に建てたマイホームに在住。部屋探しのワクワク感は今でも大好き!これまでの経験を生かしながら、沢山の人の「暮らし」に寄り添う記事を提供します。 資格:普通自動車、日本化粧品検定1級
元・不動産メディア営業/現・不動産系ライター
岸山 海河 10本
有名不動産メディアSの創刊に関わり、地元〜大手不動産会社の物件広告を担当。2014年より不動産系ライターとして活動しています。引っ越し経験も多く、現在は片田舎に建てたマイホームに在住。部屋探しのワクワク感は今でも大好き!これまでの経験を生かしながら、沢山の人の「暮らし」に寄り添う記事を提供します。 資格:普通自動車、日本化粧品検定1級

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