子育て経験者に聞いた!子連れでの引越しの注意点

引越し作業はひとりで行う場合でも体力・精神力ともに使用しますが、子どもがいるとなるとその気苦労は倍増します。子連れでの引越しで必要となる作業や、大変な点についてあらかじめ理解しておくと、スムーズに進められるかもしれません。そこで今回は、子育て経験者の話をもとに、子連れでの引越しの注意点などをご紹介します。

 

引越しの際に必要な子ども関係の手続きについて

引越しによって住所が変わると、大人のさまざまな手続きや登録内容も変更しなければなりませんが、お子さんのいる家庭でそれ以上に大変なのが子ども関係の手続きです。以下では、引越しの際に必要となる子ども関係の手続きの一例をご紹介します。ぜひご自身のお子さんのケースを見比べて、当てはまるものはあらかじめ準備しておきましょう。

子どもの手当て、助成金の住所変更

お子さんのいる家庭が引越しをする際、引越し手続きの必要な子どもの手当ていや助成金は以下のふたつです。

・児童手当

・乳幼児医療費助成制度

児童手当は、中学生以下の児童を養育しているご家庭に一定の手当てが支払われる制度です。所得制限はあるものの、多くの家庭に付与されています。

児童手当を受けているご家庭が引越す場合、住所変更手続きが必要です。同一の市区町村内に引越す場合は住所変更届を提出、他の市区町村に引越す場合は以下の流れに沿って手続きを行ってください。

  1. 引越し前の住所地の役場で「児童手当受給事由消滅届」を提出し、「所得課税証明書」を発行してもらう
  2. 新しい住所地の役場で、15日以内に必要書類と「児童手当認定請求書」を提出する

一方、乳幼児医療費助成制度は、乳幼児の入院や通院にかかる自己負担費用の助成制度です。各地方公共団体が提供しており、全額助成している地域と、一部助成に止まる地域に分かれています。

乳幼児医療費助成制度を受けている場合も、引越しの際には一定の手続きが必要です。児童手当と同様、同一の市区町村内に引越す場合は住所変更届を提出するのみで完了です。異なる市区町村に引越す場合の手順は以下の通りです。

引越し前の住所地の役場で「乳幼児医療費受給資格者証」を印鑑を提出し、同証を返却する

新しい住所地の役場に必要書類を提出する

ただし、前述の通り乳幼児医療費助成制度の基準は市区町村によって異なります。引越し先でも同様の助成を受けられるかどうか、事前に確認しておきましょう。

上記以外で必要となる役所関係の手続き

上記ふたつ以外にも、子ども関係で手続きが必要となるものはいくつかあります。代表的なものをご紹介しましょう。

  • マイナンバーの住所変更
  • 検診補助券
  • 乳児検診の検診票
  • 予防接種の接種券

当てはまるものは各ご家庭によって異なるため、引越し前にしっかりと確認しておきましょう。

転園や転校の準備、手続き

お子さんが学校や保育園・幼稚園に通っている場合、転園や転校の準備、手続きも必要です。

保育園や幼稚園は、自治体や希望する園ごとに手続きが異なるため、引越し前に確認しておきましょう。また、今は保育園や幼稚園に入りたくても入れない、いわゆる待機児童の問題を抱えている自治体も少なくありません。スムーズに転園できるよう、引越しが決まった段階ですぐに動き出す必要があります。

公立の小中学校の転校は、以下の流れで進めます。

  1. 在学中の学校で「在学証明書」と「教科書給与証明書」を発行してもらう
  2. 同一の市区町村内の学校に転校する場合は転居届、他の市区町村の学校へ引越す場合は「入学通知書」を受け取る
  3. 3点をそろえて転校先の学校へ提出する

銀行口座や保険等の住所変更

役所や学校等以外にも、引越しに際して一定の手続きが必要になるケースもあります。例えば

  • 子ども名義の銀行口座
  • 子ども名義の各種保険
  • 通信教育や塾・習い事

などは、住所変更が必要になります。電話やインターネットで簡単に行える場合もあるため、忘れずに行いましょう。

 

子どもがいる場合の引越し準備や荷造りのポイント

子どもがいる場合、なかなか引越し作業が進まないケースも珍しくありません。初めからすべてを引越し業者に任せられる場合は大丈夫ですが、自分たちで準備しなければならない部分もあるはずです。

お子さんのいるご家庭でスムーズに引越しの準備や荷造りを進めるためには、子どもに邪魔されない時間を作る必要があります。そのためのポイントは以下のふたつです。

  • 子どもを預けている間に準備を進める
  • 子どもが寝ている間に荷造りを進める

ママ友や両親・親戚の家が近く、頼ることができる場合には、子どもを預けて一気に準備を進めるのがおすすめです。例えば、丸一日預かってもらい、荷造りをその日にすべて終わらせてしまうのが理想です。預けてばかりにならないよう、お礼にお菓子などを持っていくのも忘れないようにしましょう。

一方、頼ることができる人が近くにいない場合もあります。そんな時は、子どもが昼寝をしている時間や、夜寝てからの時間を有効活用しましょう。お父さんやお母さんがつきっきりで寝かせることもあるでしょう。夫婦で役割分担をして、効率的に準備を完了させる必要があります。

 

子どもがいる場合でも引越し作業が楽になる工夫

それでは、最後にお子さんがいる場合に、引越し作業を楽にできるコツをいくつかご紹介します。

引越し後すぐに使うものとそれ以外を分ける

まず、引越し後すぐに使う可能性の高いものと、そうではないものを区別して片づけましょう。

お子さんのいる家庭の場合、日常的に使用しているアイテムも多く、いざ使おうと思ったタイミングでダンボールから探すのは簡単ではありません。引越しの準備段階から使用度合いに応じて区別しておくと、引越し後のダンボールを整理しやすくなります。

ごちゃ混ぜの箱を作ると便利

ある程度の年齢になったお子さんがいる場合、ごちゃ混ぜの箱を作ると便利です。お子さんは、何かとお母さんやお父さんのまねをしたくなるもの。みなさんが片付けをしていれば、それを手伝いたくなるかもしれません。

そんな時に、ごちゃ混ぜの箱があるとお子さんのおもちゃや必要性の低いものを片付けることができ、同時にお子さんの相手もできます。

炊飯器の重要性

お子さんがいる家庭の場合、炊飯器は重要です。子どもはところかまわず「お腹空いた!」と言い出すケースも多いため、炊飯器はギリギリまで出したままにし、引越し後はすぐにごはんを炊ける状態にしておきましょう。簡単におにぎりを作ってあげるだけでも、お子さんは満足するものです。

荷造りは少しずつ

子どもがいると、なかなか荷造りは進みません。引越しすることが決まったら、少しずつ進めておくのがベストです。お子さんを預けて一気に準備を完了できれば良いですが、頼れる人がいないこともありますし、1日では終わらないかもしれません。

毎日少しずつ進めておけば、いつの間にか終わっているなんてこともあります。家族で協力して荷造りを終わらせましょう。

荷造りや荷ほどきを外注するのもあり

急な転勤などで、荷造りや荷ほどきの時間をとれない場合は、それぞれを外注するのもひとつの方法です。引越し料金を上乗せすることにはなりますが、引越し会社に依頼すれば、すべてテキパキと行ってくれます。その分の時間をお子さんに割くことも可能になるため、効率的ともいえるでしょう。

 

まとめ

子どもがいる場合、一般的な引越しも一大イベントになりかねません。せわしなく進む毎日のなかで引越し準備を進めるのは簡単ではないでしょう。ぜひ今回の記事を参考に、スムーズに引越し作業を完了させてください。

 

 

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