住んで気づいた!ひとり暮らしの失敗談
ひとり暮らしにはさまざまな失敗がつきものとはいえ、できるだけ失敗は避けたいところです。
今回は、部屋探しやアイテムの購入など、シーンに応じたひとり暮らしの失敗談をご紹介します。これからひとり暮らしを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ひとり暮らしの失敗談:部屋探し編
部屋探しは、ひとり暮らしのなかでも失敗談の多いシーンです。住み始めてから「ここに不満がある」「こういう部屋を選べばよかった」などの声を耳にします。
こちらでは、部屋探しにおけるひとり暮らしの失敗談をご紹介します。
駅やエリア選択についての失敗談
部屋探しのなかでも多いのが、駅やエリア選択に関する失敗談です。
初めてひとり暮らしをする方にとっては、家賃が最重要項目で、「場所は比較的どこでも良い」という方も多いでしょう。
しかし、いざ住み始めてみると周辺にコンビニやスーパーもなく、駅まで遠い部屋だったということも珍しくありません。
駅やエリアを検討する場合は、通勤や通学先との距離、電車の本数、駅からの距離、周辺環境などさまざまな点を考慮することが大切です。
設備についての失敗談
部屋に関する設備に不満を感じている方も少なくありません。
たとえば、家賃の安いワンルームマンションを選んだら、したいと思っていた自炊が難しくなった、コンセントが足りなくて家電が設置できなかった、エアコンのない部屋を選んだら不便だったなどの失敗談があります。
設備については、必要最低限で考えてしまうと失敗する確率が高まります。必要十分かどうか考える必要があるでしょう。
条件についての失敗談
ひとり暮らしをする場合、さまざまな条件を考えているでしょう。オートロック・新築・南向きなど。
ただ、条件を突き詰めると家賃が高くなる傾向にあり、最終的には無理して住まなければならないかもしれません。
条件を設ける際は、優先順位を設けて、妥協できる部分も考えておくと良いでしょう。
周辺環境についての失敗談
周辺環境については、インターネットで確認する方が多いですが、実際に足を運んでみるのが失敗を防ぐコツです。
インターネットに記載されている情報はあくまで理論値のため、実際に歩いてみると思ったより遠かったり、雨が降ったときには苦労することも少なくありません。
また、利便性の高さから学生街が良いと思っていても、住んでみると夜も人の出入りがあって苦痛という方もいます。
周辺環境での失敗を防ぐためには、実際に足を運ぶのが大切です。また、近隣住民の様子を確認するためには、昼間だけでなく夜間にも足を運んでみましょう。
少し大変かもしれませんが、より良い環境を求めるためには大切です。
申し込みや契約時の失敗談
現在ひとり暮らしをしている方が引っ越す場合、申し込みから契約が思ったよりスムーズに進まず、家賃を二重に支払わなければならないことも。
現在住んでいない部屋の家賃まで支払うのは、精神的にも負担に感じる方が多いでしょう。
入居時期を確認して、二重の支払いが発生するようであれば、不動産会社や大家さんに問い合わせて入居のタイミングをずらせないか確認しましょう。
また、現在の物件を退去する場合は、管理会社や大家さんへ退去の連絡をする必要があります。基本的には「1ヵ月前告知」などが定められているため、契約書を確認してできるだけ早く連絡しましょう。
さらに、初めてひとり暮らしをする場合は、申し込みの書類を準備したり保証人を準備したりするのにトラブルとなることもあるようです。できるだけ早く動き始めることが大切です。
ひとり暮らしの失敗談:購入したアイテム編
ひとり暮らしをしていると、購入したものの「必要なかった」というケースも少なくありません。
こちらでは、購入したアイテムでの失敗談をご紹介します。
ソファベッドでの失敗談
ひとり暮らしでは部屋のスペースがそれほど広くなく、大きなベッドを配置するのを躊躇してしまう方も多いでしょう。そして、ソファとベッドの役割を両方兼ねることのできるソファベッドを選ぶ方も少なくありません。
ただ、ソファベッドは実際に使用すると使い勝手が悪いことも多く、なかには体を痛めてしまう方も。
スペースが狭い場合であっても、寝具だけはしっかりとしたものを用意したいところです。
テレワークでの失敗談
最近は、感染症の流行もあり、テレワークや在宅勤務をする方が増えています。テレワークの機会があるのであれば、机とイスを用意することも重要です。
最低限の機能しかないアイテムを用意してしまうと、体に大きな負担がかかってしまうかもしれません。
また、机やイスを設置すると思ったより部屋が狭くなってしまった、というケースもあります。
ワンルームで良いと考えている場合でも、テレワークの有無で変わってくる可能性があります。
家電についての失敗談
ひとり暮らしでは、そろえる家電についての失敗談も多く寄せられています。いくつか例を挙げます。
- 冷蔵庫が小さすぎて物が入らなかった
- 高価な家電を購入したが電気代がかかりすぎた
- ひとり暮らしで張り切って購入したがあまり使用しなかった
家電は一つひとつが高価なため、よく検討したうえで購入するのが大切です。
インターネットについての失敗談
インターネットに関する失敗談もひとり暮らしでは多い事例です。
「ネット無料」のワードに惹かれて物件を選んだものの、住んでみたら回線速度が遅くて使えなかった、といった声が増えています。
インターネットは夜になると回線が混み合う傾向にあり、動作が重くなってしまうのです。
インターネットの快適さを重要視するのであれば、自分で回線を引ける物件を選ぶことが大切です。
ひとり暮らしの失敗談:生活編
いいお部屋を選んだと思っていても、暮らしてみると後悔したという事例も少なくありません。
こちらでは、いくつかの例をご紹介します。
料理についての失敗談
初めてのひとり暮らしでは、料理に関する失敗も多く寄せられています。
- 近くにスーパーがあったので買いだめをしたものの、消費しきれずに大半を腐らせてしまった
- ほとんど料理の経験がなく、火加減がわからずに焦がしてしまった
- 調理器具を数多くそろえたものの、仕事が忙しくコンビニ弁当ばかりになってしまった
料理は健康に直結する問題のため、無理のない範囲でしっかりと考えておきたいところです。
お風呂についての失敗談
実家での生活とは異なるのがお風呂事情。ひとり暮らしをしていると、さまざまなトラブルに発展することがあります。
- 実家ではシャワーばかりだったのでシャワールームのみの部屋を選んだが、湿気がこもってしまいカビが発生した
- 大きなバスルームのある部屋にしたが、想像以上に水道代やガス代がかかってしまった
- あまり掃除をすることなく放置していたら、汚れが蓄積した退去時にクリーニング料を取られた
お風呂は1日の疲れを癒す場所です。広さや利便性を考慮して選びましょう。
収納についての失敗談
収納について失敗した方も少なくありません。
- 玄関近くにクローゼットがある部屋を選んだが、服を取りに行くのが面倒になってしまった
- 収納スペースが少なすぎて、購入したものを片づけられなかった
収納スペースがどの程度必要なのかは、人によって異なります。必要十分なスペースを見極めることが大切です。
まとめ
初めてのひとり暮らしは不安なことばかりでしょう。入念に準備してもトラブルが生じる可能性があります。
さまざまな失敗事例についてあらかじめ理解しておくことで、どんな事例にも柔軟に対応できます。理想のひとり暮らしを目指して準備しましょう。