アクアリーナ川崎ヴェルデタワーってどうなの?
JR川崎駅西口からある程度距離がある、多摩川沿いに建つタワーマンションがアクアリーナ川崎ヴェルデタワーです。多摩川沿いに建っているため、特に都心方向、東向きの眺望は素晴らしく人気のタワーマンションとなっています。そんなアクアリーナ川崎ヴェルデタワーの住環境や家賃相場などを調べてみました。
物件概要や設備など
物件概要
- 所在地 神奈川県川崎市幸区戸手4-11-1
- 交通 JR川崎駅より徒歩約15分・京急川崎駅より徒歩約15分
- 構造 RC(鉄筋コンクリート)/地上20階建
- 築年月 2008年11月
- 総戸数 125戸
- 土地権利 所有権
地図上で見ると川崎駅の北側、徒歩で約15分ほどの距離にあり、通勤や通学などで川崎駅を利用するには、それなりに時間が必要となります。不動産情報での徒歩15分ですから、ゆっくり歩くと20分ほどかかることもあるでしょう。物件から川崎駅までの道のりは高低差もあまりないので、雨が降っていないときは自転車、雨の日はバスを利用するのがオススメです。
設備など
- 分譲会社 新日鉄都市開発/新日本建物/丸紅
- 施工会社 前田建設工業
- 管理会社 日鉄コミュニティ
- 設備 宅配ロッカー/エレベーター/オートロック/オール電化/ゲストルーム/キッズルーム/TVモニター付きインターホン/ディスポーザー/浴室暖房換気乾燥機
2008年に完成したタワーマンションですが、オール電化に宅配ロッカーなど、共用部分の設備は非常に充実しています。さらに有料のゲストルームなども完備しているため、非常に暮らしやすいタワーマンションと考えていいでしょう。
構造
建物の構造はRC(鉄筋コンクリート)造で、免震構造を採用しています。免震構造は大きな地震の揺れを、建物に設置しているダンパーなどで吸収し、建物自体を「できるだけ揺れ内容」にする構造になります。そのためタワーマンションでありながら地震でも体感する揺れは小さめで、建造物事態へのダメージも抑えるような構造になっています。
物件情報
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーの各部屋は、面積約66~126㎡、2LDK~4LDKの間取りとなっており、単身者というよりファミリー向けの物件であるといえます。お部屋の向きは東向きが中心となっており、その東側は多摩川に面しているため、東方向からの採光は全く問題がないと言っていいでしょう。日当たりが良く、景色に恵まれているのがこのマンションの特徴となります。
物件情報に関する口コミ
巨大地震発生時の担保として、アクアリーナに決めました。安全・安心を基盤として考え、次に通勤・買い物の利便性、さらに再開発による発展など川崎は非常に魅力的だと思います。
https://www.sutekicookan.com/アクアリーナ川崎
他の方もおっしゃってますが、キッチンに感動!何でもスーパー堤防で国からかなりの補助金が出てるから、ここまで仕様を良くできるとか。天井も高くてなかなか好印象でした。
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免震・オール電化、二重床・二重天井、スラブ厚220ミリ、天井高2700ミリなど基本性能が水準以上のうえ、キッチンはアイランド型で、カウンター下部収納は塗装ガラスパネルなど、デザイン、設備・仕様が抜群
https://www.sutekicookan.com/アクアリーナ川崎
周辺住環境
小中学校など
- 小学校 川崎市立御幸小学校 徒歩約8分
- 中学校 川崎市立御幸中学校 徒歩約5分
物件から公立の小学校、中学校まではさほど距離もなく、通いやすい環境といっていいでしょう。小学校に関しては、「府中街道」という幹線道路を越える必要がありますが、それ以外では危険な通りや暗い通りも少ないので、通学路の面でも安心できる立地と言っていいでしょう。
多摩川に関して
マンションのすぐ東側が多摩川ということで、水害に関して不安に思っている方も多いかと思います。水害に関しては「絶対に大丈夫」ということはあり得ないので、やはりそれなりの備えは必要かと思います。ただし、マンションと多摩川の間にはきっちり堤防が設置されています。また大きな多摩川の中でも、河口に近い位置ですから、大雨の際の増水に関してはあまり大きな被害を想定する必要はないかと思います。考えるとすれば「津波」のように、むしろ加工側から増水するケース。万が一東京湾で大きな津波が発生した場合は、多摩川のしかもコーナー(曲がっている部分)にマンションが建っているため、それなりの災害を被る可能性は考えられます。いずれにせよ大雨や津波など水害の可能性があるときは、自治体の発表する避難情報をしっかりと入手できるようにしておくといいでしょう。
周辺の商業施設・地域
ニコニコ通り商店街
・住所 神奈川県川崎市幸区中幸町2丁目
・アクアリーナ川崎ヴェルデタワーから徒歩約10分
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーから一番近い商店街がニコニコ通りでしょう。活気あふれる商店街というイメージではありませんが、肉屋、八百屋、魚屋など日常生活に不調な食料品は揃う通りになります。またこのニコニコ通り商店街を抜けた先、少しいったところに「ラゾーナ川崎」がありますので、両方利用するのが賢い利用方法かもしれません。
スーパー三和 川崎遠藤店
・住所 神奈川県川崎市幸区遠藤町55-2
・アクアリーナ川崎ヴェルデタワーから徒歩約7分
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーから一番近い食品スーパーがここ。周辺の団地の住人なども利用する大きなスーパーですので、急ぎの買い物などにはこちらがオススメです。
オーケー 川崎本町店
・住所 神奈川県川崎市川崎区本町2-12-5
・アクアリーナ川崎ヴェルデタワーから徒歩約18分
JRと京急線の線路を越えて、川崎駅の東側にあるスーパーですので、距離はありますが自転車があれば通うのも難しくない距離といっていいでしょう。こちらはディスカウントスーパーとなっており、通常のスーパーよりも比較的安値で買い物ができる店舗となります。チラシの情報などから、お買い得な商品があれば、自転車を利用して通う価値があるスーパーといえるでしょう。
騒音に関して
多摩川沿いのマンションということで、騒音に関してはほぼ問題がないレベルと考えていいでしょう。ただし騒音に慣れていない方、もしくは人一倍騒音が気になる方にとっては、マンション西側を通る「多摩沿線道路」を通る車の音や、鉄道路線が多摩川を超える陸橋の音などが多少気になるかもしれません。騒音が気になる方は、内見の時にしっかりと騒音を確認しておきましょう。ただし繰り返しになりますが、基本的には川沿いのマンションですから、他の物件よりも騒音は感じないはずです。
周辺住環境の口コミ
団地内の保育園は、ママの急な病気時や出産前後の小さな子供を臨時で預かってくれます。とても近いですし良い保育園だと思います。先生も優しそうです。川崎駅周辺には英語で生活をする幼稚園が3箇所あります。
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団地に向かって左側に公園がありますが、それをどんどん越えた場所にとても大きな公園があります。小さな子供の遊具がそろっていますし、桜の季節はバーベキューをしながらの花見客で賑わいます。土手沿いに桜が植えられるので目の前で花見ができることでしょう。場所によるのかも知れませんが、目の前の河原(?)でバーベキューは禁止されていないようです。
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周辺住環境まとめ
実際にアクアリーナ川崎ヴェルデタワーで暮らすことを考えると、やはり自転車は必須かと思われます。川崎駅からある程度距離がある立地ですので、通勤や通学、日常の買い物などにも自転車があると非常に便利になります。商業施設に関しては、駅前まで行けばラゾーナ川崎やアトレ、駅の東口に出ればアゼリアなど、多くのショッピングモールがあります。さらに日常の買い物に関しても、大型スーパーや商店街などもありますので、非常に暮らしやすい物件になっています。
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーの賃貸
家賃相場
- 坪単価 7,200~8,600円
- 60㎡ 131,000~155,000円
- 70㎡ 153,000~182,000円
- 80㎡ 175,000~208,000円
川崎駅周辺の賃貸物件の相場を見ると、家賃相場の坪単価は8,000~11,000円ほど。そう考えると、かなりお安い家賃で借りることができるマンションといえます。川崎駅周辺の家賃相場となると、東口方面の物件も含まれます。西口よりも繁華街が広がる東口の方が家賃相場が高いため、このような結果になっているかと思います。また、駅から多少距離があるのも家賃を抑えられている要因でしょう。
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーの分譲
価格相場
- 坪単価 195~215万円
- 60㎡ 3,500~3,900万円
- 70㎡ 4,100~4,500万円
- 80㎡ 4,700~5,200万円
川崎駅周辺の物件価格相場は、坪単価で200~300万円。相場から考えるとかなりお買い得な物件ということができるでしょう。2019年の時点で築11年、JR川崎駅まで徒歩15分のタワーマンションということを考えればかなりお買い得と言えるのではないでしょうか? さらに建物の構造は地震にも強い免震構造。建物の耐久性も高く、長く住むにも、売却を視野に入れても価値の高い物件といえるでしょう。
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーの売却について
賃貸の家賃相場を見ても、分譲の価格相場を見ても、川崎駅周辺の物件の中ではお手頃価格になっているアクアリーナ川崎ヴェルデタワー。この事実だけを見ると、将来的にどんどん価値が下がりそうに見えますが、いろいろな要素を含めて考えると、あまり値崩れはしなそうな物件といえます。
まず「二重天井」と「免震構造」という2つの構造的なポイントです。このマンションは天井が二重天井の構造になっており、配線や配管の多くはこの天井部分を通っています。こういった構造はリフォームやリノベーションがしやすく、時代に合わせて部屋を作り直すことが可能です。建物自体の構造が免震構造であり、建物が劣化しにくいことも他の構造のマンションに比べ値崩れしづらい理由になります。
建物としては非常に魅力的なアクアリーナ川崎ヴェルデタワーのネガティブなポイントとポジティブなポイントをまとめてみました。
花火大会の特等席
ポジティブなポイントとしては、目の前で花火大会を見られるということがあります。毎年8月のお盆に行われているのが、「大田区平和都市宣言記念事業 花火の祭典」です。これは大田区のイベントですが、花火の打ち上げ場所が、アクアリーナ川崎ヴェルデタワーから多摩川を挟んだ向かい側、大田区の河川敷野球場になります。そのため花火大会を毎年特等席で見ることができる物件になります。
馬のニオイが気になるかも
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーの北約1km、多摩川沿いにあるのが、公営川崎競馬のトレーニング施設です。当然この施設で多くの競走馬がトレーニングをしますので、周辺は動物園のようなニオイに。この匂いが風向きによってはアクアリーナ川崎ヴェルデタワーまで漂ってくることもあるようです。それほど至近距離にあるわけではないので、ニオイがするといっても時折のようですが、こういったニオイがどうしても気になるという方にはマイナスな要素といえるでしょう。
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーのまとめ
川崎駅からは多少距離があるものの、周辺には商店街やスーパーがあり、生活することに困ることはない立地にあります。さらに物件は多摩川沿いであり、東向きの日当たりは抜群。夏は大田区の花火大会を特等席で楽しむことが可能です。建物は免震構造を採用しているため、大きな地震にも強く多摩川の堤防の上に建てられているので、増水に対する対策も万全。長く暮らすことを想定しても非常にオススメの物件といえます。
アクアリーナ川崎ヴェルデタワーで暮すには自転車もしくはマイカーがあると便利です。駐車場は100%の供給率ですから、マイカーを持っている方も安心して購入、賃貸申し込みが可能です。
川崎駅西口は2019年現在もまだまだ開発中の地域になります。これからもまだタワーマンションができるかと思いますし、アクアリーナ川崎ヴェルデタワーよりも新しいマンションも多く建っています。こういったマンションの方が施設など充実している部分はあるかと思います。しかし、その分アクアリーナ川崎ヴェルデタワーは賃料や価格が安めの設定になっていますので、価格と設備、そして立地条件も考慮に入れて検討するといいでしょう。