あったらうれしい賃貸物件の設備とは?お部屋選びの参考にしよう
賃貸物件には、さまざまな設備があります。物件によって設置されている設備は異なり、それが建物の特徴や魅力になっているケースも少なくありません。また、入居者の方の中には、特定の設備を目的としてマンションやアパートを探す方も少なくありません。
今回は、賃貸物件における人気の設備をご紹介します。賃貸物件をお探しの場合は、以下の設備から必要なものを厳選し、優先順位をつけておくと、物件探しをしやすくなります。
賃貸物件にあると便利な設備
賃貸物件には、入居者の利便性を考えて、オーナーがさまざまな設備を導入しています。以下で列挙しているのは、その中でも特に人気の高い設備です。ここでは、多くの賃貸物件で導入が進んでいる、あると便利な設備をご紹介します。
追い焚き機能
追い焚き機能は、冷めてしまった浴槽のお湯を再度温める機能のことです。追い焚き機能が付いている給湯器であれば、お湯が冷めた場合でもすぐに温め直すことができるため、毎日のお風呂が快適になります。追い焚き機能にはさまざまな種類がありますが、最近の製品はボタン1つで操作できるものが多く、賃貸でも必須とされています。ただ、一人暮らしの場合はそれほど追い焚きをする機会も多くないため、必要としない方もいるようです。
浴室乾燥機
浴室乾燥機能は、浴室の上部に取り付けられている乾燥機のことです。雨が降っているときや外に干しづらい洗濯物を乾かすことができます。また、乾燥機能以外にも換気や暖房、冷風など、多くの機能がある浴室乾燥機も登場しています。冬の寒い日は事前に浴室内を温めたり、夏は涼しくしておくことで、入浴時に快適な状態をキープできます。ただし、定期的なフィルターが必要であり、使用頻度が高い場合は面倒に感じる可能性もあります。
宅配ボックス
宅配ボックスとは、居住者の代わりに宅配物を受け取る設備のことです。文字通りボックス型の製品が多く、近年では標準で設置されているアパートやマンションも少なくありません。
宅配ボックスは、以前から便利な設備として人気がありましたが、さらにその人気を高めたのが新型コロナウイルスの流行。あらゆる場面で非対面・非接触が好まれるようになり、わずかな時間でも宅配業者と対面するのを避けるために、宅配ボックスの設置が望まれるようになりました。宅配ボックスの有無で物件を選ぶ方も増えています。
24時間利用できるゴミ置き場
アパートやマンションのゴミ置き場は、住人間のトラブルが発生しやすい場所のひとつです。特に、時間外にゴミを出してしまい、苦情の原因となるケースが多い傾向にあります。
そのようなトラブルを防ぐために、特に大型マンションで設置されているのが24時間利用できるゴミ置き場です。ゴミの種類ごとに曜日だけ設定されており、あとは24時間いつでもゴミを出すことができます。仕事が忙しく、朝などの決まった時間に出すのが難しい方に特にうれしい設備といえるでしょう。
防犯カメラ
防犯カメラの設置された賃貸物件を選べば、空き巣などの犯罪から狙われる確率を減らすことができ、住人間のトラブルにも役立つケースがあります。また、防犯カメラが設置されている物件は、セキュリティ性能を意識しているといえ、女性の一人暮らしでも安心です。
モニター付きインターホン
テレビモニター付きインターホンは、インターホンにカメラを取り付けて、室内から訪問者の様子を確認できる設備です。悪質な訪問販売を拒否したり、留守中の来客を録画したりできます。中にはボイスチェンジ機能の付いてインターホンも登場しており、女性の声を男性の声に変換することもできます。このように、モニター付きインターホンは、防犯対策の第一歩として多くの賃貸物件に導入されている設備です。標準装備となっているケースが多いですが、必要の有無を確認しておきましょう。
シャンプードレッサー
シャンプードレッサーとは、洗面台のひとつで、洗面ボウルが通常より大きく、洗面や洗髪なども行える洗面化粧台を指します。手軽に洗髪ができるため、自宅で髪を染める方などは利用するシーンも多いはずです。洗面台の下には、詰め替え用のシャンプーや歯磨き粉などを収納するスペースも用意されています。
エレベーター
あると便利な設備の代表といえば、エレベーターという方も多いでしょう。5階建て以上のアパートやマンションには法律で設置が義務付けられていますが、中には4階以下の建物でもエレベーターを設置しているケースも見られます。アパートやマンションの上層階で暮らす場合は、外出のたびに階段を昇り降りする必要があるため、エレベーターがないと不便に感じるシーンも少なくありません。
インターネット無料
最近導入している賃貸物件が増えた設備のひとつが、インターネットを無料で利用できるというものです。毎月のインターネット料金が不要になるため、少なくとも3000円から4000円程度の出費を抑えられます。また、インターネット契約に関連する面倒な手続きも必要なく、途中で退去しても違約金はかかりません。近年は、在宅勤務やテレワークという働き方も普及しているため、インターネットを無料で利用できることが大きなメリットに働くでしょう。
オートロック
賃貸物件のセキュリティを考える場合、オートロックの有無も大切なポイントです。オートロックがあれば、住人以外がマンションに立ち入るのを防止でき、勧誘やセールスへの対応もしやすくなります。ただ、家賃が割高な物件も多いため、予算を考慮した上で決める必要があります。
ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、人が立ち入れるサイズのクローゼットのことです。賃貸物件の間取り図に「WIC」と記載されている場合は、ウォークインクローゼットを指します。一般的なクローゼットより多くの衣類を収納することができ、家族で暮らしている場合にも安心です。また、出口が2つ以上あり、通り抜けできるタイプをウォークスルークローゼットと呼びます。
ホームセキュリティ
近年では、ホームセキュリティが導入されている賃貸物件も増えています。何かトラブルが発生した際に、電話ひとつで駆けつけてもらうことができ、安心して生活ができます。高齢者のいるご家庭などで需要の高いシステムといえます。
賃貸物件の設備は優先順位を決めよう
上記のように、賃貸物件には数多くの設備が導入されています。しかし、基本的に設備が多くなればなるほど家賃は高くなる傾向にあるため、どの設備が自分の生活に必要か考える必要があります。例えば、自宅で過ごす時間があまりない場合は、セキュリティ面を重視して、インターネット無料や追い焚き機能付きの給湯器などは無視することもできます。賃貸物件の設備は優先順位を決めた上で、不動産会社に絶対に必要な設備を伝えるのが良いでしょう。
まとめ
横浜や東京で賃貸物件をお探しの場合は、ネクストライフまでお問い合わせください。お客様のご希望を伺い、理想の物件をご提案いたします。