ひとり暮らしでコンセントが足りない場合の対処方法
スマホやタブレットの充電器、冷蔵庫や電子レンジなど、現代で生活するためには、ほぼ確実にコンセントが必要です。近年ではミニマリストを目指す方も増えていますが、それでもコンセントを使用しない生活はほとんど不可能でしょう。
今回は、ひとり暮らしでお部屋にコンセントが足りない場合の対処方法をご紹介します。現在お部屋のコンセントにお悩みの場合は、ぜひ参考にしてください。
ひとり暮らしでコンセントが足りなくなる理由
ひとり暮らしをしていると、さまざまなトラブルが発生しますが、そのひとつが「コンセント不足」です。冷蔵庫や電子レンジなどの家電はもちろん、スマートフォンやパソコンなどを使用する際にも、必ずコンセントを使用します。
特に、ひとり暮らし向けの間取り、ワンルームや1K、1DKといった間取りのお部屋は、コンセントの数が最小限になっている傾向にあります。そのため、ひとりあたりのコンセント使用数が増えた現代では、コンセントの数が不足するのはよくあることです。
コンセントが足りない場合の対処方法
現代の生活では足りなくなることの多いコンセント。ひとり暮らしで足りなくなった場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。こちらでは、コンセントが足りない場合に実行できる簡単な対処方法をご紹介します。
電源タップを設置する
もっとも簡単な方法、かつ多くの方が行っているのが、電源タップの導入です。電源タップとは、コンセントの差し込み口を増やすためのアイテムで、コンセントから離れた場所に電力を供給できるのが特徴です。近年では、どのような間取り、家族構成の家でも設置されているアイテムです。「テーブルタップ」と呼ばれることもあります。
電源タップには、2個や3個だけでなく、5個、6個、製品によっては10個程度コンセントの差し込み口がついているものもあります。1箇所のコンセントを数倍に増やすことができるため、室内のコンセント不足を解消できる可能性が高いといえるでしょう。
使用しているアイテムを減らす
コンセントが足りない場合は、使用している電化製品やアイテムを減らすのもひとつの方法です。そもそも、コンセントが足りない場合は、必要のない充電器や電化製品をコンセントに接続しているケースが多く、それを削減するだけでもスペースに余裕が生まれるはずです。端子が同じものについてはケーブル1本にまとめる、日常使いしない家電についてはコンセントから抜いておく、などの工夫が効果的です。
電源タップを増やす場合のポイント
自宅のコンセントが足りない場合、電源タップを増やすのは効果的な方法のひとつです。こちらでは、電源タップを増やす場合のポイントについて解説します。
アンペア数に注意する
電源タップを使用する場合、もっとも注意しなければならないのが「アンペア数」です。電源タップを使ってコンセントの数を増やしたとしても、契約しているアンペア数以上の家電を同時に使用することはできません。契約しているアンペアを超えると、ブレーカーが落ちてしまいます。電源タップを増やす場合は、自宅で契約しているアンペア数と、普段使用している家電の消費電力を確認しておくのがお勧めです。場合によってはアンペア数を引き上げる必要があるかもしれません。
スイッチ式のものを選ぶ
電源タップを使用する場合は、個別にスイッチのついたタイプを選ぶのがおすすめです。スイッチタイプを利用することで、使用している家電のみ電源をつけることができ、消費電力や待機電力の節約が期待できます。また、スイッチがついていれば、視覚的に電源のオン・オフを判断できるため、利便性が高まります。
電源タップには、その他にもさまざまな種類があります。以下では、その一部を列挙します。
その他の電源タップ
- 発火防止電源タップ
発火防止電源タップは、コンセントの差し込み口に蓋がついており、ほこりの侵入による火災の発生を防止してくれる電源タップです。コンセント部分は、使用していないとほこりなどが侵入し、それが原因となって発火などのトラブルが発生するといわれています。発火防止電源タップを利用することで、トラブルのリスクを最小限に抑えることができます。
ただし、発火防止装置は万能ではないため、定期的にコンセント部分を掃除する必要があります。
- 落雷ガード付き電源タップ
落雷ガード付き電源タップは、落雷などによる急激な電圧の変化を抑制し、電源タップや電子機器の故障を防ぐ装置です。電源タップにスマートフォンやパソコンなどを接続していると、急激な電圧の変化を受けると故障する可能性があります。特に、自宅で仕事をする機会が多い方には、おすすめの電源タップです。
タコ足配線とは?
自宅の電源タップを増やす場合は、タコ足配線に注意する必要があります。タコ足配線とは、ひとつのコンセントに電源タップを複数接続し、タコの足のような状態になっていることを指します。タコ足配線の状態が続くと、発熱や発火などのリスクが高まるといわれており危険です。タコ足配線の状態はできるだけ避け、複数の電源タップを取り付けないようにしましょう。
まとめ
ひとり暮らしでは、コンセントが足りなくなって不便に感じるシーンは少なくありません。生活の利便性を下げないためには、事前に対策しておくことが大切です。お困りの際は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。新たな物件をお探しであれば、ぜひネクストライフをご利用ください。