一人暮らしの方や女性は必見！セキュリティ対策万全な、安心の賃貸物件選びとは

お部屋探しの知恵

最終更新日 : 2025/02/06

帰宅してドアを閉めるまで、ほっと一息つけないのが一人暮らしの難しさ。特に女性の場合、セキュリティは部屋探しの最重要ポイントと言っても過言ではありません。本記事では、これから新生活を始める女性や一人暮らしの方に向けて、本当に安心できる賃貸物件の選び方を徹底解説します。物件そのもののセキュリティ対策はもちろん、周辺環境や大家さんの目にも注目です。

賃貸物件のセキュリティ対策を知る5つのポイント

賃貸物件を選ぶ際、セキュリティ対策としてチェックすべきポイントは多岐にわたります。

建物のセキュリティ
部屋のセキュリティ
周辺環境のセキュリティ
大家さん・管理会社の目
ホームセキュリティサービス

ここで、セキュリティ対策万全な賃貸物件のポイントについてくわしくご紹介しましょう。

１．建物のセキュリティ

まず建物に目を向けましょう。

エントランスにオートロックは必須です。不審者の侵入を物理的に防ぐことができます。さらに、監視カメラも重要なポイント。不審者の抑止力となり、万が一の際には証拠映像となります。共用部分の宅配ボックスも、女性の一人暮らしには嬉しい設備です。不在時でも荷物を受け取ることができ、再配達の手間を省くだけでなく、玄関先での不審者との接触を避けることができます。

夜間の安全を確保する上で重要なのが、建物入り口の照明です。夜間でも明るい状態を保ち、不審者が潜みにくい環境を作ることが大切です。また、共有スペースの清掃状況も確認ポイントです。管理が行き届いている建物は、セキュリティ対策にも力を入れていることが多いです。

２．部屋のセキュリティ

次に部屋のセキュリティです。

玄関はダブルロックであることはもちろん、窓の防犯フィルムや面格子も必須です。窓ガラスを割られにくくし、侵入を困難にします。ドアスコープやインターホンも、訪問者を事前に確認するために重要な設備です。特に女性の場合、インターホンは映像付きのものを選ぶと安心です。

３．周辺環境のセキュリティ

そして周辺環境も重要なチェック項目です。

街灯の数、人通りの多さ、治安の良さ、近隣の施設の状況など、事前にしっかりと調べておきましょう。夜間でも明るく、人通りの多い場所は、比較的安全と言えます。地域の防犯情報を確認し、治安の良いエリアを選びましょう。交番や消防署が近くにあると、さらに安心感があります。

４．大家さん・管理会社の目

上記以外にも、大家さんや管理会社の対応なども重要なポイントです。内見の際に、気になったことは遠慮せずに質問してみましょう。

５．ホームセキュリティサービス

賃貸物件の中には、ホームセキュリティサービスのある物件もあります。たとえば、緊急ボタンを押すことで警備会社に緊急事態を知らせることができたり、急なけがや病気でも迅速な対応が期待できたりと、有人サービスならではのきめ細やかな対応が特徴です。

ホームセキュリティサービスのある賃貸物件は管理費や家賃がやや高い傾向にあるものの、一人暮らしの女性や高齢者、小さなお子さんのいるご家庭にとって安心感を与える要素となります。

女性の部屋探しでさらに気をつけたい2大ポイント

女性の一人暮らしの場合、特に気をつけたいポイントがあります。

1．２階以上の部屋を選ぶ

特に女性の一人暮らしの場合、2階以上を選ぶことは防犯対策として非常に重要です。1階は道路に面しているため、不審者に侵入されるリスクが高まります。2階以上であれば、侵入者は容易に侵入することができず、抑止力にも繋がります。

ただし、2階以上であっても、窓やベランダからの侵入には注意が必要です。窓はしっかりと施錠し、防犯フィルムや面格子を設置するなどの対策を取りましょう。また、ベランダは死角になりやすいため、植木鉢などを置かないようにするなど、不審者が隠れる場所を作らないようにすることも大切です。

さらに、2階以上の部屋を選ぶ際は、構造も確認しましょう。例えば、ベランダの手すりが低すぎる場合や、隣接する建物との距離が近い場合は、侵入を許してしまう可能性があります。内見の際は、これらの点も確認するようにしましょう。

2．角部屋は避ける

角部屋は、その特性上、通常の部屋よりも窓やベランダの数が多く、開放感や採光に優れている点が魅力です。しかし、その反面、死角が多くなりやすく、侵入者に狙われやすいという側面も持ち合わせています。

特に、1階の角部屋は、外部からの侵入経路が複数考えられるため、注意が必要です。窓やベランダはもちろん、場合によっては屋根伝いや隣接する建物の足場などを利用して侵入されるケースも考えられます。

そのため、角部屋を選ぶ際は、補助錠の設置や防犯フィルムの貼り付け、面格子の設置などで窓やベランダの防犯対策をしっかりと行うことが大切です。

角部屋の開放感や採光は魅力的ですが、防犯対策を怠ると、思わぬ危険を招く可能性もあります。

コンビニ徒歩圏内をおすすめする理由と注意点

コンビニが徒歩圏内にあるということは、上記で挙げたセキュリティ対策に加えて、さらに安心感を得られる要素となります。

夜遅く帰宅する際でも、明るいコンビニがあることで安心感が得られます。また、万が一の事態が起こった際、コンビニに駆け込むことができるのも安心できるポイントといえるでしょう。さらに、コンビニには防犯カメラが設置されていることが多く、犯罪の抑止力となります。

ただし、コンビニが近いからといって油断は禁物です。

特に都心部では、コンビニの騒音、特に深夜のトラックの搬入や客の出入り、若者のたむろなどによって悩まされる可能性があります。また、コンビニは24時間営業のため、不審者が入り込みやすい環境といえるでしょう。

また、コンビニが近いということは、それだけ人目につきやすいということです。特に女性の一人暮らしの場合、プライバシーが気になるかもしれません。

このようなデメリットを踏まえ、内見の際は時間帯を変えて周辺環境をチェックしておくとよいでしょう。

周辺環境のチェック方法

新生活を始める前に、周辺環境をチェックしておくことは非常に重要です。ここで、周辺環境をチェックする際に知っておくと安心できる4つのチェックポイントをご紹介します。

昼間と夜間の雰囲気を確かめる

昼間は人通りが多くても、夜間は人通りが少なくなる場所もあります。時間帯を変えて、街の雰囲気を確かめましょう。また、周辺の施設だけでなく、地域全体の雰囲気もチェックしてみるのもおすすめです。地域のイベントや祭りなどに参加してみるのも良いでしょう。地域住民との交流を通して、街の活性度や治安の良さなどを知ることができます。

コンビニ以外の店舗や施設もチェックする

スーパーやドラッグストアなど、生活に必要な店舗や施設が近くにあるかを確認しましょう。このほかにも、金融機関や公共施設、病院などが近くにあると生活の質も向上します。

最寄りの駅からの道のりを歩いてみる

実際に歩いてみることで、時間や道のりの状況を把握することができます。夜道は明るいか、人通りはあるか、安全に通行できる道幅が確保されているかなどを確認することで、安心して生活できる環境かどうかを判断できます。

地域の防犯情報を調べてみる

地域の防犯情報を調べることで、治安の状況を把握することができます。たとえばネット検索なら、「〇〇市防犯情報」や「〇〇町治安」などのキーワードで検索すると、地域の防犯に関するサイトや情報が出てきます。このほかにも、警察署のホームページで犯罪発生状況や防犯対策をチェックしたり、地域によって作成している防犯マップをチェックしたりするのもおすすめです。