ひとり暮らしをするときベッドと布団どちらを選ぶ？
ひとり暮らしを始める場合、さまざまなアイテムを揃える必要がありますが、初日から必要になるのがベッドや布団などの寝具です。しっかりと睡眠を取り、次の日から活動するためには自分に合った寝具が欠かせません。
今回は、ひとり暮らしに適しているのがベッドと布団のどちらなのか、さまざまな事情を考慮して考えます。ベッドや布団のメリット・デメリットなども紹介しますので、自分にはどちらが合っているのか考えてみてください。
目次
何を基準に選ぶ？
「絶対にベッドがいい」「布団がいい」などの希望がある場合は別ですが、どちらにするか迷っているのであれば、お部屋の環境や生活スタイルに応じて選ぶのがおすすめです。
ベッドか布団のどちらを選ぶかは、次のような点を基準にしてみましょう。
- 日々の手間
- 寝室のスペース
- 干すスペースがあるかどうか
- 予算
- 引っ越しがしやすいかどうか
布団は敷きっぱなしにしておくのは難しく、毎日畳まなければなりません。これを負担に感じる場合は、敷いたままにできるベッドが良いかもしれません。
しかし、ベッドは寝室にある程度のスペースが必要です。場合によってはベッドを置いただけで寝室のスペースがなくなってしまうこともあるため、ある程度生活スペースを確保したい場合は布団のほうが良いでしょう。
このように、ベッドと布団には異なる特徴がさまざまあります。それぞれを比較して、どちらが適しているか判断することが大切です。
ひとり暮らしについては、こちらの記事もご覧ください。
ベッドのメリット・デメリット
こちらでは、寝具にベッドを選ぶメリットやデメリットをご紹介します。
ベッドのメリット
毎日の手間がほとんど必要ない
ベッドは、毎日の手間がほとんどないのが特徴です。毎日行うのは掛け布団や枕を整える程度で、マットレスを干すなどの手間は必要ありません。面倒な手間なく利用できるのは、ベッドの大きなメリットです。
ベッド下を収納スペースとして利用できる
ベッドを利用する場合、ベッド下を収納スペースとして使用できるのも魅力です。寝室に収納スペースが少ない物件では、ベッドを配置することで収納スペースを増やすことができます。くつろぐ目的だけでなく、機能的な視点でベッドを設置するのもおすすめです。
畳む・干すなどの作業がほとんど必要ない
布団の場合、毎日畳む必要がありますが、ベッドの場合はそういった作業が必要ありません。マットレスを敷いたままにできるため、仕事や普段の生活で忙しい方にもおすすめです。
インテリアとして楽しむこともできる
ベッドは、布団とは異なりインテリアとしても利用できます。ベッドにはロータイプやすのこタイプなどさまざまな種類があり、インテリアとしても楽しめるのが特徴です。
フレームの素材やカラーを自分が気に入ったものに変更したり、枕元のフレームに好きなアイテムを配置したりできます。寝室全体をおしゃれに彩りたい場合は、インテリアの役割も果たすことができるベッドがおすすめです。
ベッドのデメリット
引っ越しなどの移動に適さない
ベッドの最大のデメリットは、引っ越しや部屋の移動などに適さない点が挙げられます。大きくて重いだけでなく、組み立てタイプの商品も多く、一度設置してしまうと移動できないことも珍しくありません。
子どもができたり、結婚したりと、生活スタイルが変わるとベッドを移動することがあるかもしれません。そういった場合に不利に働く可能性があります。
ある程度の予算が必要
ベッドは布団と比べて高額な商品が多いのもデメリットです。マットレスや掛け布団といった寝具はもちろん、フレームにも費用がかかり、有名メーカーの商品には数十万円するものもあります。
干したり洗ったりが難しい
なかには「寝具は定期的に干したい」と考えている方も多いでしょう。ベッドの場合は、干したり洗ったりが難しいのも特徴です。清潔な状態で使い続けるには、布団クリーナーや布団乾燥機を用意しておくと安心です。
布団のメリット・デメリット
こちらでは、布団を選ぶメリットやデメリットをご紹介します。
布団のメリット
部屋を広く使うことができる
布団は片付けてしまえば部屋を広々使用できるのが特徴です。都心のアパートはワンルームのお部屋も多いため、夜だけ布団を敷いて、日中は片付けて生活スペースとするのがおすすめです。
価格が安い
布団はベッドと比べて価格が安いのも魅力です。一式揃えても1万円程度の商品も多く、引っ越し直後はとりあえず布団を用意しておき、後にベッドを設置する方もいるようです。
移動が用意
布団は移動がラクなため、来客用に用意しておいたり、予備の寝具として購入する方もいます。使わないときに押入れやクローゼットに収納するのも簡単です。
洗ったり干したりがラク
布団は洗ったり干したりしやすいのも魅力です。毎日干すこともでき、清潔な状態で使い続けることができます。
布団のデメリット
収納場所が必要
布団は、敷いたままにしておくと湿度が溜まり、カビの発生原因になる可能性があります。そのため、毎日畳む必要がありますが、クローゼットや押入れに一定のスペースが必要です。狭いお部屋だと収納スペースがあまりないことも多く、不便に感じるかもしれません。
毎日の作業が面倒
布団は、畳む・収納する・敷き直すなどの作業が面倒と感じる方もいるようです。面倒な作業を避けたい方には、ベッドが合っているかもしれません。
クッション性に劣る
布団は、ベッドよりクッション性の少ない商品が多い傾向にあります。高さを出したい場合などは、厚めのマットレスを敷くなど、工夫が必要です。
まとめ
快適な生活を送るためには、寝具選びが重要です。ベッドと布団のどちらが適しているかは、生活スタイルや好みによって変わるため、上記の情報を参考に検討してみてください。
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