大和リビング(大和ハウスグループ)の賃貸ってどうなの?

上野樹里さんと中村倫也さんのTVCMでもおなじみの大和ハウスグループ。そのグループ内で、賃貸物件の管理を担当しているのが大和リビングになります。この大和リビングは管理会社であり、当然賃貸物件の紹介もしています。そんな大和リビングが紹介する賃貸物件の評判を調べてみました。

 

大和リビングについて

主にダイワハウスの建物を紹介

大和リビングは賃貸建物の管理業務を行う会社になります。基本的にはダイワハウスのグループ会社になりますので、ダイワハウスが建てたマンションやアパートの管理業務を行う会社ということになります。

管理会社って何?

賃貸物件を探していると、「管理会社」や「大家」、「不動産店」など、いろいろな呼び名を聞くかと思います。しかしそれぞれの違いをハッキリと理解されている方は少ないかもしれません。そこでそれぞれの違いをハッキリとさせておきましょう。

大家さん

大家とはその賃貸物件の持ち主のことになります。賃貸物件は大家さんの持ち物ですから、分かりやすくするのであれば、大家さんが借りる住人を探して、物件のメンテナンスを行い、家賃を徴収すればすべて済む話なのですが、大家さん個人がこれらのことを行うのは大きな負担になります。そこで登場するのが「管理会社」と「不動産店」になります。

不動産店

不動産店は大家さんから委託を受け、大家さんに代わりその物件を借りてくれる人を見つける会社となります。物件の賃貸契約の際には、借主と大家さんの間に入って調整してくれるのも不動産店となります。基本的に不動産店が登場するのは、部屋探しから賃貸契約までということになります。

管理会社

管理会社は大家さんから委託を受けて、文字通り物件の管理を行う会社になります。物件のメンテナンスや家賃の徴収などを行います。また、大家さんから物件を一括で管理会社が借り上げ、管理会社自体が大家となって住人に物件を貸す、「サブリース契約」という形式もあります。法的に認められた「又貸し」と考えれば間違いないでしょう。

大和リビングは管理会社兼不動産店

ダイワリビングは基本的には賃貸物件の管理会社ということになります。しかし、ダイワリビングは管理業務だけではなく、住人を見つける、いわゆる不動産店の業務も行っています。もちろんすべての管理物件の不動産店というわけではありませんが、多くの物件を紹介しており、不動産店の業務は「D-room」というサービス名で行っています。

 

大和リビングの賃貸業務「D-room」

借主に合わせた賃貸プランとサービス

大和リビングが行っている賃貸業務は「D-room」と呼ばれており、日本全国に多くの営業所を構えています。さらにネット上にもD-roomのサイトがあり、ここでも全国の物件を検索することが可能です。またD-roomには、物件を探している人に合わせた様々な賃貸プランがあります。

選べるサービス「D-room+」

「D-room+」は賃貸物件にさらに選べるサービスが付帯している物件になります。受けられるサービスは多岐にわたり、物件により選べるようになっています。付帯するサービスを以下にまとめました。

  • 電子書籍が読み放題 「D-room Books」
  • 仕事力アップに効果抜群 「日経BPビジネス動画セミナー」
  • スマート収納サービス 「Sumally Poket」
  • 好きな時間に英語レッスン 「web英会話」
  • 料理も英語もまとめて 「キッチン&English」
  • 最新コミックが楽しめる 「music.jp books」
  • 最新映画を楽しめる 「music.jp 動画」
  • Google Home MINIとマルチリモコンが使える 「IoT D-room」

サツキ物件

サツキ物件とは「サービス付き物件」のこと。上記のD-room+とは別に、物件により決められたサービスの提供を受けられる物件があります。こちらのサービスはD-room+と同じサービスもありますが、全体的に「引越してすぐに快適な生活が送れる」サービスが中心となっています。サービスは以下の通りですが、この中から選べるのではなく、物件によってどのサービスがついているのかが決まっています。

  • リビング補償制度
  • D-room TV
  • D.U-NET
  • D-room Books
  • web英会話
  • 日経BP動画
  • 家具家電
  • 道の駅

「リビング補償制度」は、家財保険や火災保険にすでに加入済みの物件になります。そのため家賃と別に保険料を支払う必要もなく、入居時に煩雑な手続きも必要ありません。「D-room TV」はインターネット回線を利用したビデオオンデマンドのサービスになります。映画やドラマ、バラエティ番組なども楽しめます。「D.U-NET」はインターネットの契約不要の物件になります。すでに物件に光回線が来ているため、初期費用や月額利用料いらずで、しかも面倒なプロバイダー探しも不要の物件になります。「家具家電」は文字通り家具家電付きの物件になります。間取りは1Kか1LDKの単身者向けの物件に限られています。最後に「道の駅」ですが、こちらがちょっと珍しいサービス。地元の道の駅から、3ヶ月に一度農産物が届けられるというサービスになります。

タダシ物件

タダシ物件は、大和リビングで扱っている物件の中で、敷金・礼金・更新料が無料になっている物件です。敷金・礼金が無料ということは、初期費用を抑えることができることに繋がりますので、急な引越しやどうしても予算の調達が難しい引越しでは非常にありがたいサービスということになります。ただし、敷金が無料ということは、退去時にもし原状回復費用が必要な場合、退去時に費用を準備する必要がありますので、覚えておきましょう。

連帯保証人不要物件

賃貸物件に入居する場合、連帯保証人を用意する必要があります。しかし様々な事情で、連帯保証人になってもらえる方がいないというケースもあるかと思います。ご両親がすでに亡くなっている方や、両親が遠方に住んでおり、病気などの理由で書類の準備が難しい方などでも申し込みが可能な物件ということになります。連帯保証人は決して親族である必要はありませんが、親族以外にお願いすると、入居審査に通りにくくなりますので、事情がある方はこういった物件を探すといいでしょう。

 

大和リビング物件の特徴

特徴① 風呂場や洗面台が広い

もちろん全部の物件がそうではありませんが、多くの物件において風呂や洗面台を広くとっているのが大和リビングの特徴となります。一般的に集合住宅のユニットバスは「0.75坪」サイズが多く、浴槽の大きさも100cm×70cmが中心になります。しかし大和リビングの物件の多くは、1LDK以上で「1坪」サイズを採用。バスタブのサイズも140cm×70cmなど大きなバスタブを使用している風呂場が中心になります。

特徴② クレジットカードの作成が必要

こちらも一部の物件ということになりますが、大和ハウスグループが発行している「D-room Card」への加入が必須となっている物件があります。もちろん借りた物件の家賃の支払いはこのカードで決済する形となります。クレジットカードで決済するため、振込手数料もかかりませんし、カードのポイントもつくということで、カード作りたい、作ってもいいという方にはメリットの大きな特徴となります。

特徴③ 大和から大和への住み替えがお得

大和リビングで現在の賃貸住宅に入居した方が新たに引越す場合、再び大和リビングで部屋探しをすると、新規のお部屋の家賃が半月分無料になる、もしくは契約時の手数料が半額になるサービスを実施しています。大和リビングの物件は日本全国にあるため、転勤による引越しなど、遠方への引っ越しでも利用しやすいサービスといえるでしょう。

特徴④ 周辺相場に比べ家賃が高め

大和リビングで案内する物件は、ダイワハウスが施工した物件がほとんどです。多くの物件は施工の段階で賃貸向けの集合住宅として施工しており、物件の部屋のサイズに合わせた充実のサービスが最初から設置されているケースが目立ちます。そのためか、全体的に家賃は高め。もちろんその家賃に見合った物件ということになりますが、何より安い家賃で物件を探している方には合わないかもしれません。

 

大和リビングの評判

ネットでの評判は両極端?

ネットで大和リビングを利用して賃貸物件を見つけて暮らしている方の口コミ情報を見ると、両極端な意見が目立ちます。いい評価をしている口コミ情報を見ると、「部屋の機能性が高く暮らしやすい」、「細かな気遣いがありがたい」など、部屋の使い勝手をほめる意見が多いようです。一方悪い評価の口コミの中心は、「防音性が低く、周辺住人の生活音が気になる」というものが目立ちます。

防音性の問題は施工法の問題

気になる防音性の問題を良く調べてみると、どうやら施工法の問題ということになるかと思います。もともと大和ハウスの主力商品が、「軽重量鉄骨造」という工法を利用した建物でした。これは同じ集合住宅でも比較的小規模なもので、分かりやすく言えば「アパート」ということになります。アパートとマンションの区別は、この「軽重量鉄骨」を利用しているか、重量鉄骨を利用しているかということになります。軽重量鉄骨を利用した場合、耐震などの強度を確保するためには、建物自体を軽くする必要があります。軽くするということは壁なども軽い素材を使用したり、薄くしたりということになり、防音性能が低くなるということに。一般論で言えば、同じようなサイズの集合住宅の場合、マンションよりアパートの方が防音性能は下がります。このあたりが原因と考えられます。

大和リビングの物件は、周辺相場より家賃の高い物件が多いので、一見マンションのように見えても実はアパートという物件も多くなります。そのための騒音問題でしょう。

もちろんRC造などのマンションに住んでいる方の口コミでは、騒音に関する問題はほぼ見かけません。物件選びの時は、この点を留意しておくといいかもしれません。

 

大和リビングの賃貸物件まとめ

賃貸物件の管理を含め、すべてを行っている大和リビング。その物件の特徴を一言で表すと、「少々家賃は高めだが、部屋の機能性の高い物件」ということになるでしょう。こういった特徴を考えると、例えば女性の一人暮らしですとか、小さなお子さんがいるご家庭など、セキュリティも考えたいご家庭にはちょうどいい物件と考えることができるでしょう。

反面、家賃が高めであることを考えると、男性の一人暮らしや、お子さんのいない新婚夫婦など、まずは家賃を抑えて生活の基盤を固めたいという方にはあまりオススメできない会社かもしれません。

いずれにせよ、賃貸の物件探しというのは「ベストの物件」を見つけることが非常に難しいということを忘れてはいけません。物件探しの際の正しいい考え方としては、「大和リビングで物件を見つけよう」というのではなく、「自分の理想に近い物件を探す」という風に考えることが肝要です。自分の理想に一番近い物件が大和リビングであれば、問題なく契約すればいいですし、大和リビングだからといって嫌う必要もありません。

引越しにおける物件探しの場合は、できるだけいろいろなところで、できるだけ多くの物件も見て検討するようにしましょう。その際の一つの候補として大和リビングがあると考えておけばいいでしょう。

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